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ICON ミラージュ オブ サーガ 第86回 〜薔薇の王冠〜その7

タイトルコール「連続ラジオドラマ。ミラージュオブサーガ。〜薔薇の王冠〜その7」
語り「すべては砂に覆いつくされていた。愛や、夢や、希望。どんなに輝くそれらもすべて砂に沈む。ここはハピアス。はるか彼方の過去。〜砂の黙示録第4節より〜」
  
 BGM:緊迫した感じの音楽
 SE:ヴァオの鳴き声
  
ジーン 「ヴァオがこっちに来るっ! 回避! 船主、右へ!」
デルス 「わかったぁー! がんばーれ!」
  
 SE:激しい風の音
 SE:ヴァオの鳴き声
  
ジーン 「うわぁーー!」
  
 SE:何かが割れた音
  
デルス 「ヴァオの体当たりをくらったーーーっ!」
  
 SE:ヴァオの鳴き声が大きくなる
 BGM:音楽が大きくなる
  
 BGM:音楽が止まる
 SE:遠ざかるヴァオの声
 SE:薄れる風の音
  
デルス 「ジーン……ジーン?」
ジーン 「うん、う、うっ……」
デルス 「大丈夫かっ!」
ジーン 「ふ〜……うん、なんとか……ヴァオは?」
デルス 「っ……行っちゃったよ」
ジーン 「あぁ、よかった……」
デルス 「そうでもない」
ジーン 「えっ!?」
デルス 「船がやられた……」
ジーン 「あぁっ! 左側が大破してる……あ、エンジン!」
デルス 「もう調べた……てんでダメだ……うんともすんとも言わない」
ジーン 「ああ〜ん、どうしよう……こんな砂漠の真ん中で……ねえ、魔法でなんとかしてよ!」
デルス 「あっ、う〜ん、さすがに俺の魔法でも、この船を動かすことは出来ないよ……」
ジーン 「なんだ! 案外悪魔って頼りにならないのねっ!」
デルス 「うっ、なんだとー! どうして悪魔が魔法で船を動かせないからって、それが頼りになるとかならないとかってことになるのっ!?」
ジーン 「女の子が困っている時に救うのがヒーローってものなの!」
デルス 「俺、ヒーローじゃないし!」
ジーン 「そっ……見損なった」
デルス 「勝手なことばっかり言うなぁ〜!」
ジーン 「あたしのこと大事に思ってないんだぁ……」
デルス 「どうして、そういう話の展開になるのぉ〜?」
ジーン 「女の子はいつでも自分のヒーローを待ち望んでいるの! たとえそれが悪魔であったとしても……」
デルス 「勝手に待ち望んでいなさいっ!」
ジーン 「デルスっ! あなた、幸せなのよ! あたしのヒーローになれるんだもの」
デルス 「ああ、そうですかぁ〜」
ジーン 「そうよっ! そうなのっ!」
デルス 「ああ〜、幸せだな〜(棒読み風に)」
ジーン 「じゃ、この状況をなんとかして!」
デルス 「え、えっと……そうだな、えっと……あっ!? はい、これ」
ジーン 「なに? その手に持ってるの?」
デルス 「これねぇ……ふーら(ほーら)、"ココレット"だよぉ〜」
ジーン 「まぁ〜! ……すごくいい香りね」
デルス 「砂漠でも最高級のココレットさぁ。食べてごらん」
ジーン 「うん……うっ……ああ、口の中でとろける……。そして、なんとも言えない幸福感に包まれるわぁ……」
  
 BGM:『Everything's Gonna Be Allright』(sweetbox)
  

●配役/ジーン、タイトルコール:横山智佐/デルス:山口勝平
語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 配役を紹介する際、横山さんは広井さんが一言もセリフをしゃべっていないことに気づき、「あれ、広井さんしゃべった?」と怪訝な様子で質問。広井さんは、「頭(語り)の所をしゃべっている」と申し訳なさそうに説明した。

 さらに横山さんは、広井さんの担当キャラである"ジーンの父"が今回登場していないことに気づき、「あれ、父は?」と広井さんに再度尋ねた。広井さんは「父、いないんですよね」とまたもや言いにくそうに回答。どうやら、現在の"父"の状況は不明らしい。

 ヴァオにぶつかった時、船のエンジンは心配したのに、全然心配されなかった"ジーンの父"を不憫に思う一同であった。

●出演はがき
◆しずかさん(東京都)
 「砂漠の木、ココスの実から取れるエキスを使ったお菓子『ココレット』」
 人を幸福感に包む、高価なお菓子である。

 山口さんは「いいじゃないですかぁ〜」とコメント。横山さんは、「"ココ"ってつくだけで、絶対これココナッツみたいなもんだろうなと思っちゃうから不思議だね」と感想を述べた。

●投稿はがき
◆紅要(くれない かなめ)さん(東京都)
 みなさん、こんばんは。ちょっと質問なんですが、『ミラージュ オブ サーガ』の最後に流れる曲は、誰の何という曲ですか?

 広井さんの説明では、シリーズ毎に毎回曲が違うそうで、『薔薇の王冠』で使用している曲は、sweetbox(スウィートボックス)というグループが歌う『Everything's Gonna Be Allright』だそうだ。横山さんは、発売された当時、この曲を買ったとのこと。「"G線上のアリア"! がこうかぶってくるやつ。おもしろい曲ですね」と感想を述べた

 最後は、いつものように横山さんが投稿を呼びかけてコーナー終了。


2005年1月15日放送マル天ダイジェストはこちら


 

sweetbox(スウィートボックス)
 1998年に、GEOとティナによって結成されたグループ。クラシックとの融合を掲げ、デビューアルバムからのファーストシングルで、"G線上のアリア"をサンプリングした『Everything's Gonna Be Allright』が大ヒットし、一躍メジャーとなった。セカンドアルバムからはジェイドも加えた3人体制となり、サードアルバムからは、よりポップス路線へと変更したものとなった。

 
 


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