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ICON ミラージュ オブ サーガ 第62回 〜マングロケ伝説の謎〜その5

タイトルコール「連続ラジオドラマ。ミラージュオブサーガ。〜マングロケ伝説の謎〜その5」
語り「すべては砂に覆いつくされていた。愛や、夢や、希望。どんなに輝くそれらもすべて砂に沈む。ここはハピアス。はるか彼方の過去。〜砂の黙示録第4節より〜」
  
 SE:船のエンジン音がして止まる
 BGM:サンバ
  
タイミー 「ここはどこ?」
レイ   「帝国の南のはずれだ……」
タイミー 「こんなところに町があったなんて……公式な航海地図にはないはず……」
レイ   「えっへっへっへ。そりゃそうだっ! ここは、捨てられた町"ネルダン"」
タイミー 「ネルダン、って!? それは、ネルダン族の町ってことか?」
レイ   「ああ、そうだ!」
タイミー 「おいっ……ネルダン族というのは、"砂漠の野獣"と帝国も恐れている、野党だぞ!」
レイ   「まあまあ、心配しなさんなってぇ。ちょっと知り合いがいるんだ」
タイミー 「なんでそんなやつらと知り合いなんだ?」
レイ   「まあ、俺はおめえみたいに有能な軍人じゃねえ……いろんなことしなくちゃ生きていけなかったのさぁ……」
タイミー 「だからって砂漠の野党連中……」
レイ   「しっ!」
  
ジョルソン「おお〜。久しぶりだなレイ! 何年ぶりだっあっはっは!」
レイ   「あははは。よう〜、ジョルソンの親分。相変わらず元気そうだな」
ジョルソン「ああ〜。で、こんな辺境になんの用だ? うん? ……そちらさんは?」
レイ   「ああ、俺の相棒でタイミー」
ジョルソン「女の軍人さんかぁ〜」
レイ   「あなどんなよ。タイミーは冷徹だぞぉ……」
ジョルソン「あっはぁ。俺は気の強ええ女大好きんだ……なぁ、仲良くしようぜタイミーさん………あっ、あいてててて!」
タイミー 「汚い手で気安く触らないで!」
ジョルソン「あっあ……わ、わかった……か、勘弁してくれ……ったぁ。おお、いててててて。おいおいおい、いや、思った以上に気が強ええな……いゃあ〜、気に入った! うっしゃ、好きなだけ滞在してってくれ! あんたらは俺の客人だ。さあ、中に入った入った!」
  
 BGM:音楽が大きくなる
  
ジョルソン「さあ、あんたも1杯!」
タイミー 「頂こう……」
ジョルソン「で、ここに来た本当の理由はなんだ、レイ?」
レイ   「あぁ〜、ほかでもない……あんたなら知ってるんじゃないかと思ってな。いや〜、知らねえかなぁ〜?」
ジョルソン「おい、なんだよ、もったいつけるな。俺に知らねえことなんかねえよ! "砂漠の知恵袋"ってのが俺のあだ名なんだ……」
レイ   「マングロケだ」
ジョルソン「えっ?」
レイ   「やっぱ知らねえかぁ〜……」
ジョルソン「あっ、やっ、も、もちろん知ってる。あっ、知ってると思う。だが……どうする気だぁ〜、マングロケを?」
レイ   「ははは、金にするのさ」
ジョルソン「よせやい、冗談は……」
タイミー 「冗談じゃない!」
ジョルソン「……本気かよ?」
レイ   「ああ!」
ジョルソン「いいか、よく聞けよ。今までな、マングロケを見つけて命の助かったヤツはいねえんだ!」
レイ   「なんで?」
ジョルソン「知らねえよ、そんな詳しいことまでは……。ただよ、この辺りじゃ誰もマングロケを金にしようなんて思っちゃいねえってことだ。たとえ大金がころがりこもうともよ、命には代えられねえからなぁ……」
タイミー 「お前は、それを見たのか?」
ジョルソン「見たのかって、……マングロケをか?」
タイミー 「ああ」
ジョルソン「いや。見ようとも思わねえなぁ」
タイミー 「じゃあ、どうしてマングロケが命を奪うとわかるんだ?」
ジョルソン「いや、もっぱらの噂だぁ!」
レイ   「確かめたわけじゃねえんだよな?」
ジョルソン「ふっ、うっ、確かめるも何も、何人もの人間がマングロケを取りに行って帰っちゃこねえんだよ? なっ、よしたがいいよ。マングロケだけはやめとけよ。なっ、レイ」
レイ   「えへへ、面白そうじゃねえか。なぁ、タイミー?」
タイミー 「で、マングロケはどの辺りにあるんだ?」
ジョルソン「あっ……聞いた話じゃ、こっからさらに南に半日。そこにジャングルがあるんだよ。"迷走のジャングル"と呼ばれてる。1度入るとなかなか出ちゃこれねぇ。その中にマングロケは生息してるってよぉ……」
レイ   「よっし、わかった!」
タイミー 「夜明けとともに船を出そう」
レイ   「へへへへへぇ〜。面白くなってきゃがたったぜぇ!」
  
 BGM:木管のカリブ音楽
  

●配役/レイ:山口勝平
タイミー、タイトルコール:横山智佐
ジョルソン、語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんは、「旅に出るんだ。よかったぁ〜」とうれしそうにコメント。山口さんは、前回まで出ていた変な生き物が出なかったため「普通の話になりましたね」と指摘した。実は全員、前回までの"変なカタカナのセリフ"がなくてホッとしたらしい。今回、"普通の日本語"をしゃべることが出来て、本当にうれしそうなマル天組であった。

●出演はがき
◆なんか妖怪さん(神奈川県)
 「砂漠の野党ジョルソン」
 野党の親分で物知り
◆パイナップル11さん(千葉県)
 「辺境の町"ネルダン"」
 昔は栄えたが今は捨てられた町で、地図にも載っていない

 山口さんは、「ちょっと俺とネル(寝る)ダン」とくさいダジャレを言ったので、広井さんは大笑い。「ごめんなさ〜い」と謝る山口さんの横で、広井さんは次のはがきを紹介しようとするが、横山さんがそれを無視して「あんた、あたしを抱いた橋(板橋)」と返し、またもや広井さんに大受けした。

◆ゆかさん(香川県)
 「南のはずれのジャングル」
 砂漠なのに、なぜかそこにだけジャングルが存在する。そのジャングルは迷走のジャングルと呼ばれ、1度入るとなかなか出ることが出来ない

 次の舞台がジャングルらしいということで、横山さんと山口さんはとても期待している様子。どんな生物が出てくるかなと、話が盛り上がった。

●投稿はがき
◆カモメ係長さん(東京都)
 「イクイク軒」
 砂漠にある飲食店。頼めばどんな注文でも引き受けて料理を作ってくれる。天才料理人チン・マン・ポコがいる
カモメ係長さんの投稿はがき
▲カモメ係長さんの投稿はがき

 山口さんは、ふたつの名前のおもしろさに「合わせ技かよ」と感想を述べた。横山さんは「しょうがないなぁ〜」と苦笑い。

山口「どっちかというと、『ちさのウェザーレポート』で出てきて欲しいんだけど」
横山「もういいよ(苦笑)」

◆潮騒渚さん
 「満黒山の薬売り」
 クレーター都市を巡りながら、置き薬を補充して歩くセールスマン

 広井さんは投稿内容に大受けで、笑いながら紹介。

 広井さんは、書きやすいためか、こういう"マン"や"チン"を使った投稿が「いっぱい来た」と紹介。山口さんは「(こういう投稿が出来るのは)今だけだからねぇ〜」と、さらなる投稿を促した。


2004年7月10日放送マル天ダイジェストはこちら


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