| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ。ミラージュオブサーガ。〜砂の魔法使い〜その7」 |
| 語り | 「すべては砂に覆いつくされていた。愛や、夢や、希望。どんなに輝くそれらもすべて砂に沈む。ここはハピアス。はるか彼方の過去。〜砂の黙示録第4節より〜」 |
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| セレン(独白) | 「あたしは、ヤパのはずれにある小さな国に生まれた、魔法使いのセレン。っていうか、50課程のうち31課程までしか習得していない、見習い。でも、夢は偉大な魔法使いになること……なーんて言うと、ちょっと笑える。だって、このあたりじゃ魔法使いって嫌われ者だから。そうそう、あたし誘拐されたの!? そいで、ヤパの支配地でヤクルタって人に助けてもらったんだけど、ど〜もこの国もやばいんだなぁ……」 |
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| グスタフ | 「ん、おほん。私は、グスタフ大佐……対魔法強化軍の諸君、活躍を期待する。この国の秩序を乱す、魔法使いどもを逮捕一掃する。魔法使いには、ヤドリギの手錠をはめろ! 抵抗した場合は、撃ってかまわん! 水銀の銃弾は魔法を……(話し声がした後、言い直して)水銀の銃弾は、魔法使いを殺すことが出来る……」 |
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| 横山 | 「ふふふふふ。自分のミスにはまった。はは、自分の誤植にはまった……(笑)」 |
| 山口 | 「(笑)」 |
| 広井 | 「あははは」 |
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| | SE:激しい軍靴の音 |
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| ヤクルタ | 「参ったなぁ……とうとうこの日が来てしまったようです……」 |
| セレン | 「どうゆうこと?」 |
| ヤクルタ | 「私は、サザンクロスのメンバーなんです……」 |
| セレン | 「えー!? あ、あの南方騎士団の……最強の魔法使いと言われた?」 |
| ヤクルタ | 「あ、はい。その、生き残りなんです……帝国の騎士団によって滅ぼされた南方騎士団は、この東の地に逃れたのですが……ここも安息の地ではなかったようです……」 |
| セレン | 「どうして、世間は魔法使いを白い目で見るの?」 |
| ヤクルタ | 「それは……帝国の暗黒教団そのものが、砂漠魔法の流れを組むものだからです……」 |
| セレン | 「それなら尚更……」 |
| ヤクルタ | 「いや、そうはいかない……暗黒教団は唯一の神の下(もと)に生まれたものだという教義がある……それを正当化する為には、ほかに同じような魔法があってはならないのです……暗黒教団以外の魔法は、すべて異端なのです」 |
| セレン | 「あたしの魔法は、クレッセント魔法術だよ……」 |
| ヤクルタ | 「それは、原始的魔法術で、そもそもは暗黒教団の元になった魔法術だと言われています……」 |
| セレン | 「でも〜……このあたりはヤパの支配下でしょ! ヤパは帝国とケンカしてるんじゃなかった?」 |
| ヤクルタ | 「私もそう思ってこのあたりに潜んだのですが……事情が変化したようですね……とにかく、魔法使いにとって、ヤパは安息の地ではなくなったということです……」 |
| セレン | 「じゃ……船を奪ってどっかに逃げよう!」 |
| ヤクルタ | 「あっ、それはいい案です! では、早速……」 |
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| | SE:船のエンジン音 |
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| 部下 | 「兄貴〜」 |
| 男 | 「ん?」 |
| 部下 | 「この金貨ちょっと変ですぜ?」 |
| 男 | 「あ、なにが……」 |
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| | SE:手刀を打ち込む音 |
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| 男 | 「うわっ、かっ!」 |
| 部下 | 「わぁ!」 |
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| | SE:手刀を連続で打ち込む音 |
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| 部下 | 「あぁ……」 |
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| ヤクルタ | 「さっ、この船で……」 |
| セレン | 「ごめんね〜。でも、あたしを誘拐した罰だと思ってね」 |
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| | SE:船のエンジン音が早くなる |
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| セレン | 「ねえ、ほら門のところに見張り台がある……あそこを通過しないと外に出られないよ……」 |
| ヤクルタ | 「では、人心操り魔法を使いましょう……ジャスティス、ウスタゴール、ウンダリオス、エスト、ケネス、ジーパス!」 |
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| | BGM:心が高揚するような雄大な音楽 |
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