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ICON ミラージュ オブ サーガ 第56回 〜砂の魔法使い〜その7

タイトルコール「連続ラジオドラマ。ミラージュオブサーガ。〜砂の魔法使い〜その7」
語り「すべては砂に覆いつくされていた。愛や、夢や、希望。どんなに輝くそれらもすべて砂に沈む。ここはハピアス。はるか彼方の過去。〜砂の黙示録第4節より〜」
  
セレン(独白)「あたしは、ヤパのはずれにある小さな国に生まれた、魔法使いのセレン。っていうか、50課程のうち31課程までしか習得していない、見習い。でも、夢は偉大な魔法使いになること……なーんて言うと、ちょっと笑える。だって、このあたりじゃ魔法使いって嫌われ者だから。そうそう、あたし誘拐されたの!? そいで、ヤパの支配地でヤクルタって人に助けてもらったんだけど、ど〜もこの国もやばいんだなぁ……」
  
グスタフ「ん、おほん。私は、グスタフ大佐……対魔法強化軍の諸君、活躍を期待する。この国の秩序を乱す、魔法使いどもを逮捕一掃する。魔法使いには、ヤドリギの手錠をはめろ! 抵抗した場合は、撃ってかまわん! 水銀の銃弾は魔法を……(話し声がした後、言い直して)水銀の銃弾は、魔法使いを殺すことが出来る……」
  
横山「ふふふふふ。自分のミスにはまった。はは、自分の誤植にはまった……(笑)」
山口「(笑)」
広井「あははは」
  
 SE:激しい軍靴の音
  
ヤクルタ「参ったなぁ……とうとうこの日が来てしまったようです……」
セレン 「どうゆうこと?」
ヤクルタ「私は、サザンクロスのメンバーなんです……」
セレン 「えー!? あ、あの南方騎士団の……最強の魔法使いと言われた?」
ヤクルタ「あ、はい。その、生き残りなんです……帝国の騎士団によって滅ぼされた南方騎士団は、この東の地に逃れたのですが……ここも安息の地ではなかったようです……」
セレン 「どうして、世間は魔法使いを白い目で見るの?」
ヤクルタ「それは……帝国の暗黒教団そのものが、砂漠魔法の流れを組むものだからです……」
セレン 「それなら尚更……」
ヤクルタ「いや、そうはいかない……暗黒教団は唯一の神の下(もと)に生まれたものだという教義がある……それを正当化する為には、ほかに同じような魔法があってはならないのです……暗黒教団以外の魔法は、すべて異端なのです」
セレン 「あたしの魔法は、クレッセント魔法術だよ……」
ヤクルタ「それは、原始的魔法術で、そもそもは暗黒教団の元になった魔法術だと言われています……」
セレン 「でも〜……このあたりはヤパの支配下でしょ! ヤパは帝国とケンカしてるんじゃなかった?」
ヤクルタ「私もそう思ってこのあたりに潜んだのですが……事情が変化したようですね……とにかく、魔法使いにとって、ヤパは安息の地ではなくなったということです……」
セレン 「じゃ……船を奪ってどっかに逃げよう!」
ヤクルタ「あっ、それはいい案です! では、早速……」
  
 SE:船のエンジン音
  
部下  「兄貴〜」
男   「ん?」
部下  「この金貨ちょっと変ですぜ?」
男   「あ、なにが……」
  
 SE:手刀を打ち込む音
  
男   「うわっ、かっ!」
部下  「わぁ!」
  
 SE:手刀を連続で打ち込む音
  
部下  「あぁ……」
  
ヤクルタ「さっ、この船で……」
セレン 「ごめんね〜。でも、あたしを誘拐した罰だと思ってね」
  
 SE:船のエンジン音が早くなる
  
セレン「ねえ、ほら門のところに見張り台がある……あそこを通過しないと外に出られないよ……」
ヤクルタ「では、人心操り魔法を使いましょう……ジャスティス、ウスタゴール、ウンダリオス、エスト、ケネス、ジーパス!」
  
 BGM:心が高揚するような雄大な音楽
  

●配役/セレン、タイトルコール:横山智佐
ヤクルタ、部下:山口勝平
グスタフ、男、語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんは、配役紹介の最後で珍しくかんでしまった。山口さんは、それを見逃さずに指摘。横山さんは「お送りいたしました」と言い直した。

 山口さんは、最後にしゃべった魔法の呪文について「今読み間違えたかと思いました」と告白。しかし山口さんは、「(セリフ)わかんないから。間違っててもね、言われなきゃね(わからない)」と開き直った。広井さんは「(魔法の呪文は)雰囲気だから」とフォロー。

●出演はがき
◆宇津木水すましさん(岡山県)
 ヤドリギは魔法を封印出来るアイテム。

 横山さんは「あ、ありましたね。広井さんが軽く読み間違えたところ」と、笑いながら投稿の使用箇所を説明した。

◆炎さん(山形県)
 水銀の銃弾によって魔法使いを殺すことが出来る。

 横山さんは「恐ろしい〜。そりゃ死ぬさ〜」と感想を述べた。山口さんは「魔法使いじゃなくても死ぬさ〜」、「それをゆっちゃ〜おしまいさ〜」と、ひとりボケ突っこみを披露。しかし、広井さんから「それを言っちゃおしまいなの」と注意を受け、「ごめんなさい」と謝った。

◆出席番号17番さん(宮城県)
 クレッセント魔法。
 砂漠の古代魔法術のひとつである。
◆菊田勇さん(北海道)
 ジャスティス。
 人の心を自在に操る魔法。

 横山さんは「今日は(出演はがきが)いっぱいですね〜」と喜んだ。山口さんは、難しい言葉をたくさんしゃべったため「まるで、『ER』をやっているような気分になった」と述べ、「それっぽ〜くゆっているけど、全然わかっていない」と語った。

 横山さんは、今回説明のセリフが多かった山口さんに「ご苦労さんでした」とねぎらいの言葉をかけ、「『(機動戦士)ガンダム』に出ている時も似たようなものがあるね」と感想を述べた。


2004年5月29日放送マル天ダイジェストはこちら


 

『ER』
 『ER 緊急救命室』シリーズのことと思われる。『ER 緊急救命室』とは、1994年にアメリカで放送が開始されたテレビドラマシリーズで、アメリカのシカゴにあるシカゴ・カウンティ総合病院のER(Emergency Room=緊急救命室)を舞台にしたドラマである。2004年3月現在、アメリカNBC局で第10シリーズが放送されている。制作は、スティーヴン・スピルバーグ監督の制作会社アンブリンとアメリカの大ベストセラー作家マイケル・クライトンが共同で手がけている。

『(機動戦士)ガンダム』
 『機動戦士ガンダム』シリーズの最初の作品『機動戦士ガンダム』は、1979年4月に放送開始され、当初視聴率は上がらなかったものの、放送終了後からの反響はすさまじく、再放送では20%台の視聴率を記録するなど人気となった。その後、続編が多数制作され、横山さんは『新機動世紀ガンダムW(ウィング)』のルクレツィア・ノイン役等で出演している。

 
 


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