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ICON ミラージュ オブ サーガ 第35回〜虎の目大魔法〜その8

タイトルコール「連続ラジオドラマ、ミラージュオブサーガ。〜虎の目大魔法〜 その8」
語り「すべては砂に覆いつくされていた。愛や、夢や、希望。どんなに輝くそれらも、すべて砂に沈む。ここはハピアス。はるか彼方の過去。〜砂の黙示録第4節より〜」
 
 BGM:壮大な雰囲気
 
ナレーション「西の砂漠。辺境に10年にいちどの大流砂が現れた。ジョセフィンとムスムスの船は大流砂をさけて、メルウ王国を目指していた……果たしてジョセフィンの運命はいかに……」
 
ムスムス「ジョセフィン様」
ジョセフィン「なんだ、ムスムス」
ムスムス「このまま大流砂を避けて迂回をするとですねぇ……えーと、この砂漠地図によりますと……ひえーっ!」
 
 BGM:停止
 
ジョセフィン「なんだぁ?」
ムスムス「オッ……オッ……」
ジョセフィン「なに!?」
ムスムス「オッパイ島にぶつかります!」
ジョセフィン「なんだ? オッパイ島……ま、まずい……」
ムスムス「なんで、マズイんですかぁ? オッパイ島ですよ……どんな島なんでしょうね……」
ジョセフィン「……ボインボインなんだ……」
ムスムス「えー! ボインボインなんだー! 行ってみてーっ!!」
ジョセフィン「しかし……あそこは危険だ……」
ムスムス「あー!」
ジョセフィン「なにごとだ!」
ムスムス「あれだー! あれが、オッパイ島だー! 砂の中にボインボイン」
ジョセフィン「船を反転させろーっ!」
ムスムス「いや、このまま行くっス、ボインボイン島に! ああ……なんだ……真っちろで……やわらかそうで……顔をうずめてみてーっ。行く、行く、行くーっ!」
ジョセフィン「ムスムス、気を確かに持て! お前の見えているのは幻なんだ!」
ムスムス「いや、幻じゃない! 見えるぞ〜、俺には見える。きれいなボインボイン」
ジョセフィン「それは、砂漠の蜃気楼だ! 男を惑わす幻だ!」
ムスムス「俺はみなしごだー! おっかさんの胸に顔をうずめて甘えた記憶がないんだー。オッパイに顔をうずめて甘えてー!」
ジョセフィン「やめろ! ムスムス」
ムスムス「離してくれー!」
ジョセフィン「しっかりしろ!」
 
 SE:ベシッ(ぶつ音)
 
ムスムス「あ……たたかれた。うえ〜ん(泣)」
ジョセフィン「あぁ、ああ、よしよしよし、ムスムス……ああん、たたいて悪かった……悪かった……」
ムスムス「うえーん、えーん……痛い、痛かった。ああ〜、やわらかい胸っスねぇ〜、ジョセフィンさま」
ジョセフィン「だーっ、いやらしい! 離れ、離れろ! ムスムス」
ムスムス「す、すみません……あれ?……俺、どうしちゃったんだ?」
ジョセフィン「オッパイ島の魔力だ……あれは、男に幻を見せるんだ……近づくと危険だ……」
ムスムス「オッパイの魔力……ですか。わかります!(力強く)」
ジョセフィン「とにかく、船を反転する!(笑いをこらえて)」
ムスムス「反転! しかし……ジョセフィンさまの胸はえがったー」
 
 SE:ベシッ(ぶつ音)
 
ムスムス「いてっ」
 
 BGM:大きくなる
 
ムスムス「大流砂の切れ目です!」
ジョセフィン「そこを突破する」
ムスムス「船を全速……力で!」
ジョセフィン「えっ?」
「全速前進!!」
 
 BGM:大きくなる
 
ムスムス「ああーっ! 今度は、びょ〜んと突き立つ1本の柱! そして、その先端は……」
ジョセフィン「あれは珍し島だ……たまに出現して……そしてしぼむ(笑いをこらえて)」
ムスムス「たまに、しぼむ。そうですか……しぼむんですかぁ……わかるなぁ」
ジョセフィン「よし、大流砂を越えたぞ。メルウへ向けて全速力!」
 
 BGM:大きくなる
 

●配役/ムスムス、ナレーション:山口勝平
ジョセフィン、タイトルコール:横山智佐
男、語り:広井王子

●ドラマ終了後のトーク
 「いいの、こんな話で?」と言う不安げな横山さんを尻目に、広井さんと山口さんは『虎の目大魔法』を気に入っているらしい。リスナーの方にも好評の様子。

 『虎の目大魔法』の物語中、砂漠の中からいろいろなものが出てきているが、これはすべて投稿のおかげのようだ。広井さん曰く、「はがきに流されているような感じがする」とのこと。

●出演はがき
◆一馬さん(兵庫県)
 「オッパイ島」
 砂漠の蜃気楼の島
◆うろうろ太郎さん(山形県)
 「めずらし島」(注:台本上では漢字表記)
 砂漠に突然現れ、しぼんでしまう島

 両方の投稿は、男性陣に「ナイスアイディア」と大うけ。特に「めずらし島」は広井さん、山口さんともに大好評。

 そんな中、横山さんが「(現れた)目的は達成できたのかなぁ?」と疑問を投げかけた。「ため息をつくんじゃないの。そして、しぼんでいくんだよ」、「通称ため息島とも呼ばれる」という広井さんの返答に、山口さんには「わかるなぁ」と大爆笑。横山さんは「わからないよう……」と疑問符を抱えたまま、「……いいや」とつぶやいた。

収録風景収録風景
▲スタジオ収録風景

●投稿はがき
◆マル天の使者。さん(東京都)マル天の使者。さんの投稿
 「バトゥ・マハ」
 魔法封じの術を受け、呪文を唱えられなくなった魔法教団のひとり。教団を追い出され、魔封じの解除法を探している。

 「まともですね」と広井さんはやや残念そう。

 「本当にまともだぁ」と横山さんはしみじみつぶやいた。『ミラージュオブサーガ』が始まったころを思い出させる投稿で、出演者一同、「ほっ」とさせられたそうだ。

 唐突に、広井さんは、「何を持っているの、ちーちゃん、それ?」と疑問を横山さんに投げかけた。横山さんが話しながら、いろいろいじっていたらしい。横山さんは「またこんど発表する」、「これは秘密」などと答えをはぐらかした。

2003年12月20日放送マル天ダイジェストはこちら


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