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ICON ミラージュ オブ サーガ 第32回 〜虎の目大魔法〜 その5

   
タイトルコール「連続ラジオドラマ、ミラージュオブサーガ。〜虎の目大魔法〜 その5」
語り「すべては砂に覆いつくされていた。愛や夢や希望。どんなに輝くそれらもすべて砂に沈む。ここはハピアス。はるか彼方の過去。〜砂の黙示録第4節より〜」
 
;語り2「幾つものクレーター都市の点在する砂漠世界ハピアスを渡る船があった。ここは西のはずれ、もうすぐメルウ王国にさしかかろうという辺り。船の持ち主はジョセフィン。砂漠の魔法"ジャガーアイ"を使う女。密命をおびて、風は砂を渡っていた……」
 
 BGM:幻想的な曲
 
ムスムス「ジョセフィン様?」
ジョセフィン「なんだい、ムスムス?」
ムスムス「はい。なんだか、砂漠の色が変わってきました」
ジョセフィン「砂読師!」
砂読師「は〜い」
ジョセフィン「砂を見ろ!」
「はい! ただいま……砂は……波打っております。遠くに嵐の気配? あ、か、風の匂いにかすかに油!」
ジョセフィン「ヴァオだ! 飛行石嵐が来る、ヴァオを引き連れて!」
ムスムス「へええええ! あの空飛ぶ怪獣ヴァオが来ますの!? あら まっちゃん、道草はいやよって」
ジョセフィン「馬鹿か、お前は」
ムスムス「バッカでぇーす!」
ジョセフィン「退避! 大きく迂回する! ……しかしおかしいぞ?」
ムスムス「あはははは!」
ジョセフィン「なーに、笑ってんだ!」
ムスムス「だってお頭が"おかしい"って言ったから、笑わないとダメかなって」
ジョセフィン「馬鹿か、おまえは」
ムスムス「バカでぇーす!」
 
 SE:バシッ(叩く音)
 
ムスムス「あいてっ! あ、本気でぶった〜! もう気があるでしょ、ぼくにー。やっだなぁ〜、それならそう言ってくれればいいのにぃ。男じょうし(同士)でもいいんですよ? そうゆうの得意ですから」
ジョセフィン「馬鹿っ!! 得意なのは知ってるけど(笑) あたしは女だ!」
ムスムス「ああ、うっかり! 男みたいだから、てっきり! そうだ、女の人も、オッケーでーす。ちゃっかり?」
ジョセフィン「放り出すぞ、ムスムス」
ムスムス「しっかり?」
ジョセフィン「聞くな!」
ムスムス「はーい! がんば、ムスムス!」
 
 SE:嵐の音
 SE:ヴァオの吠える声
 BGM:重い感じの弦楽四重奏
 
「タスコ様、タスコ様!」
タスコ「なんじゃ、騒々しい!」
「あぁ〜、そこに……。あぁ〜、おらっしゃったんかぁ」
タスコ「ああ、おらっしゃった(笑)」
「大変でございます! えー、帝国はこの、メルウに密偵を送ったようです。え、ただ今、闇商人のハスキルより使いがございました」
タスコ「ふん。密使だと!?」
「はい」
タスコ「ちょこざいな!」
「はい」
タスコ「我が国に入れてはならぬ!」
「はい」
タスコ「砂漠で殺してしまえ!」
「ひぇ〜、ははははは。わかりました。では早速、ハスキルに頼みまして、砂の鬼どもを雇いましょう」
タスコ「砂鬼(サキ)か」
「はい」
タスコ「あとあと面倒のないようにな?」
「はい」
タスコ「あやつらは厄介だと聞く」
「はい。それでは、えー、金をはずんでハスキルにやらせましょう」
 
 SE:嵐の音
 SE:ヴァオの吠える声
 
ムスムス「ダメです! 嵐が近づきます!」
ジョセフィン「全速回避!」
 
 SE:エンジンフル回転
 
ムスムス「あぁ、あぁ、あぁ! ダメでーす! ジョセフィン様! 追いつかれます! 嵐に飲まれたらこんな船、粉みじんですよ〜!?」
ジョセフィン「船を軽くしろ! 装甲を捨てろ!」
ムスムス「がってんだ!ほい、ほい、ほいのほいっと! ほい、ほい、ほい、これも捨てるほい、ほい、ほいきたほい、ほい、ほい、ほい、ぽい、ぽいっとねっと、ぽいっとねっと、おっぽい、おっぽい、おっぱい、ぱいぱい、はい?」
ジョセフィン「おーい!!(イラついた感じ)」
ムスムス「はい、はいっ、はい!?」
ジョセフィン「それは、その捨てているのは……ソードリーフじゃないか!?」
ムスムス「はい。軽くしろって」
ジョセフィン「せっかく先週、洞窟で収穫したのに! そのソードリーフは回復の薬じゃないか!」
ムスムス「いや、まだ気絶していたから、簡単でした」
ジョセフィン「そんなことじゃなぁーい!」
ムスムス「アアアア! 嵐に飲まれますーーー!!」
ジョセフィン「ジャガーアイよ、……わが未来を見せろ!」
 
SE:嵐の音大きく
SE:ヴァオの吠える声が響く
BGM:金管楽器の曲

●配役/ジョセフィン、タイトルコール:横山智佐
ムスムス、語り2、タスコ:山口勝平
語り、砂読師、男:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 ドラマが終わり、真っ先に山口さんが「ムスムス、なんかキャラ(性格が)変わった」と、変化を指摘。「そう? え、(山口さんがキャラの性格を)変えた?」ととぼける広井さんに、山口さんは「台本(自体)が変わってる」とツッコミを入れた。

●出演はがき
◆砂漠の放浪者さん(東京都)
 ムスムスをギャグメーカーにしてください。
◆米屋さん(茨城県)
 ジャガーアイは未来を見る力がある。

 しかし、実は投稿のリクエストによりムスムスの設定が変更された為だと判明した。

 ジャガーアイの設定が紹介されると、「益々妖しいですよ」という広井さんに対して、山口さんは「ジャガーアイ、益々便利になっていきますね」と一言。

   
●投稿はがき
◆マル天の使者。さん(埼玉県)
 アフミカ・ストーン。
人類の全ての事が刻まれた石版。予言などが書かれている。古代文字で書かれており、歴史学者シュメールが唯一解読したが、解読書は公表する前に、何者かに盗まれてしまった。

 公表する前に盗まれたという設定を読んで、広井さんは「やっぱり世界はわからない」と悟り気味。横山さんは「なんだっけ、そういう石版みたいな……。モノリス?」と、実際にある石版を例にあげた。

 
◆(株)功夫屋さん(埼玉県)
 薬師ササラン。
全身に青い刺青を施した行商人風の男で、刺青には、魔法を無効化する能力がある。回復魔法も無効化してしまう。実態は、情報収集を専門とする密偵。しかし、戦闘にも長けており、杖に偽装した槍を仕込んでいて旋風を生み出す。無口だが筆マメ。

 投稿内容を聞いた横山さんは、「ふーん」と唸ったあと「ちょっと、座頭市っぽくないです?」と話題をふった。広井さんも「ああ、座頭市っぽいねぇ」と同意。

2003年11月29日放送マル天ダイジェストはこちら


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