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ICON デビルBOX 第100回 第3章 〜明日への扉〜 その10
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜明日への扉〜 その10」
語り「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ!
 ほかのものが呪おうとかまわない。
 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。
 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。
 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」
 
フェイ「ふっ……わかったわ!」
 
フェイ(独白)「あたしはランディにそう告げた。ランディの目は深い赤。
 その目を、あたしは何度も見てきたような気がした……」
 
 BGM:テーマ音楽フェードアウト
 
フェイ「どうすればいいの? あたしは魔王の娘よ。
 たいがいのことでは死ねないわ」
ランディ「これを……」
 
フェイ(独白)「ランディがふところから出した奇妙な短剣を、あたしは受け取った」
 
フェイ「これは、なに?」
ランディ「魔王の血が塗られた短剣だ。
 これで心臓を突き刺せば、フェイ姫様は死にます。
 そして、あなたの魂は転生する」
フェイ「アンクはどこに生まれ変わるの?」
ランディ「人間界だ」
フェイ「じゃ、……あたしもそこへ行けるの!?」
ランディ「行ける」
フェイ「……アンクに会える?」
ランディ「会える」
 
フェイ(独白)「あたしは迷わず、短剣を心臓に突き立てた」
 
 SE:車の急ブレーキの音
 
あかり「あぶないっ!」
 
 SE:ドンとはねられる音
 
海人(独白)「おれ……車にはねられた! 死んだのか?
 暗い空間をひたすら落下してゆく。
 あれっ? ……誰かが呼んでる……ああ、その声が遠ざかる。
 また、誰かの声だ。おい、よせ、ああ、よせったら!
 おれの体に入るこむな! ……誰だ? アンク? 誰?」
 
あかり「海人――っ! 海人ぉ――っ!!」
 
海人(独白)「あ・か・り」
 
 BGM:テーマ音楽
 

●配役/タイトルコール、フェイ、あかり:横山智佐/海人:山口勝平
/語り、ランディ:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんと山口さんは、口々に「あれー!? 懐かしい人が急に出てきちゃった!」、「や、ビックリしたなぁ、もう!」と驚きを口にした。

 「急に(あかりと海人が)出てきた」と言われた広井さんは、「急にじゃないじゃない! 計算した結果、ここにきているん。第1回目から聞いて欲しい!」といかにも初めから考えていたような口ぶり。

山口「1回目書いたときに、絶対にこんな展開思いついてなかったでしょう!?」
広井「そぉんなことないよ!」
山口「(笑)」
広井「そんなことないよ!?」
横山「なーんか、ニヤニヤしちゃって!(笑)」

 横山さんと山口さんに突っ込まれながらも、広井さんは「小説の考え方だ」と説明したが、横山さんには「瞬きが多い」など挙動不審さを指摘されてしまった。

 あんまりにも、ふたりにツッコミを入れられた為、最後広井さんは「なんだよぅっ! ちゃんとまとめてきたでしょう!?」と不貞腐れた様子。

●出演はがき
◆ベイスケさん(千葉県)他多数
 フェイとアンクを、あかりと海人の生まれ変わりにしたらどうでしょう?

 今回のラストについて、たくさんの方々からの投稿があったことに、広井さんは「みんな、気がついていたんだよ」と満足気。

 しかし、横山さんによれば「広井さんのパターンが読まれてたんだね」とのことらしい。


2007年3月17日放送マル天ダイジェストはこちら



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