Top 見る・読む 参加する ご案内
ICON デビルBOX 第99回 第3章 〜明日への扉〜 その9
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜明日への扉〜 その9」
語り「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ!
 ほかのものが呪おうとかまわない。
 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。
 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。
 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」
 
 BGM:テーマ音楽フェードアウト
 
フェイ「さあ、このデビルBOXをクロックの破片に包んで……えーい!」
 
フェイ(独白)「あたしは、父上から受け継いだ、大事なデビルBOXを……燃える氷の湖に投げ入れた。
 これで、魔王の血があたしから消え去ろうとかまわない。
 もっと大事なものを、あたしが取り戻すことが出来るのだから。
 ……アンク……会いたい、……アンク――あたしの大切なひと。
 アンク!」
 
 SE:氷の割れる轟音とともに、水しぶき
 
フェイ(独白)「氷で覆われた湖が割れて、水が空に向かって吹き上げた」
 
フェイ「うわっ、な、なんなの!?」
 
 BGM:おどろおどろしい音楽
 
ドラゴン「ほんとうにデビルBOXを捨てるのかい? 魔王のお嬢ちゃん」
フェイ「はっ……はい。それで、あたしの大切なアンクが生き返るのなら」
 
フェイ(独白)「湖から現れたのは、伝説のウォータードラゴン。魔法の根源的存在と言われている」
 
ドラゴン「アンク……それはお嬢ちゃんの恋人だね?」
フェイ「はい!」
ドラゴン「そうかい。お嬢ちゃんのために命を投げ出したってことかい。その命を取り戻すために、王位継承たる、このデビルBOXを捨てるのかい?」
フェイ「はい!」
ドラゴン「後悔はしないね?」
フェイ「しません」
ドラゴン「では、アンクを助けよう。その命を再生しよう。魔界のすべての魔法の理(ことわり)において、第666条の禁則を解き放ち、失われしアンクの命を、肉体に宿す!」
 
 SE:雷鳴とどろく
 BGM:音楽フェードアウト
 
フェイ「え? そ、そんな……どうして? ひどいよランディ!(涙声)」
ランディ「それが定めだ。失われた命は、その世界では再生されない。第666条の禁則を解き放つとは、別な世界に命を受け渡すという意味だ」
フェイ「じゃ、アンクは! ……別な世界アンクになったの?」
ランディ「たぶん、見た目は違うだろう。肉体は滅びる。命が失われた瞬間の肉体に、アンクの命が入り込むだろう……」
フェイ「あたし、アンクに会えないの?」
ランディ「いや。キミがのぞめば、会える」
フェイ「のぞむわ! どうすればいいの!?」
ランディ「キミが死ぬことだ」
フェイ「えっ!?」
ランディ「そうすればぼくが願おう。キミの命の再生を……」
フェイ「……あなたは……誰?」
ランディ「ぼくは、長い時間、キミを見守ってきたんだよ。キミの味方だ。もうキミが魔界にいる時間が終わるのだ。違う世界に行かなければならない。キミは、転生する魂なのだから……」
フェイ「……意味わかんない」
 
 BGM:テーマ音楽
 

●配役/タイトルコール、フェイ:横山智佐/ドラゴン:山口勝平
/語り、ランディ:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 ドラマが終わると、3人は「最後っぽくなってきた」と口々に言った。

 横山さんは、「だけど、もうひと謎な感じですね」と残り少ないドラマを予想。

 アンクとフェイがこのまま出会えなかったらどうしようと心配する山口さんに、広井さんは「そうしたら、"最後っ屁"になっちゃうの」とあっさり答えた。

横山「それはやめよう?(苦笑)」

 横山さんの様子に、広井さんは「それはやめようね」と言い、「一応結末はつけたいな。12年半も(ラジオドラマ)やってきて、最後っ屁で終わるのはナンだよな」と答えた。

●出演はがき
◆さなえちゃん(東京都)
 「ウオータードラゴン」
 魔界の魔法力を作り出す源となっている。フェイの願いを叶える存在。

 山口さんは「『ドラゴンボール』みたいになってきた」とコメント。

 広井さんは『ドラゴンボール』を受けて、「こっからまた10年くらいできそうだよね」と話した。

◆リリアンさん(埼玉県)
 アンクの命を再生させるためにフェイが死ぬ。

 横山さんは「んーー! 複雑になってきたねぇ」と困った様子。

 広井さんは、「こういうの(投稿)をもらっちゃうと、けっこう大変なんだよなぁ」とぼやいた。

 山口さんが「広井さんが最後どうまとめるか!?」とプレッシャーをかけると、広井さんは山口さんの言葉を拾って「まとまんなかったら"最後っ屁"」と言って、笑いをとった。

 最後の案内をする前に横山さんが広井さんに投稿の呼びかけをするか確認すると、広井さんは「もぅ、(投稿)もらっても、なかなか(反映できない)……」と困った様子で言い、「是非、感想をください」と希望を述べた。

 


2007年3月10日放送マル天ダイジェストはこちら



  『ドラゴンボール』
 鳥山明の漫画。その他にアニメ、映画、ゲーム等々メディア展開され、そのあまりの人気に終了する事が困難になった。漫画は週刊少年ジャンプで1984年51号から1995年25号までの全519話(約10年間)が連載された。日本を代表する漫画のひとつ。

 
 

前へ ラジオドラマTOPへ戻る 次へ
PageTopへサイトマップへ
著作権についての考え方