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ICON デビルBOX 第94回 第3章 〜明日への扉〜 その4
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜明日への扉〜 その4」
語り「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ!
 ほかのものが呪おうとかまわない。
 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。
 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。
 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの、静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」
  
 BGM:メインテーマフェードアウト
 BGM:ちょっととぼけたようなコミカルな曲
  
デビルマシン3号「よよよ、ようこそ、ノース・グリッグへ。ぼくはデビルマシン3号ででです。ななながいことメメメ、メンテナンスしないので、油がなななくなってきていてててて。でで、出羽の海、ででは、ご案内します。どどどうぞ、こここちらへへへ……」
  
 SE:凍り付く音
  
クロック「なんだか、怪しい雰囲気だね。フェイ」
フェイ「そうね。でもすごいじゃない。ほら、開いた入口が、もう氷に閉ざされてゆく」
クロック「ほんとうだ」
デビルマシン3号「そそ、それにしてもももも、もももう、ひゃひゃひゃくねですか?」
クロック「なんだよ意味わからないぞ」
デビルマシン3号「ししつれい。ひゃくねん、だれも、この町に来ていないのです。ひひひさしぶり。王家の悪魔を見ました。ここは王家のひひひとしか入れない。そそこの階段をのぼる。オーロン伯爵の部屋ででです。どどぞ‥‥」
  
フェイ(独白)「赤い絨毯を引いた階段を上ると、黄金の広間があった。その奥に、暖炉があって炎がゆれている。大きな影がぬーっと近づいた」
  
オーロン伯爵「ひさしぶり、フェイ(エコー付き)」
フェイ「おじさま〜!」
オーロン伯爵「元気そうじゃないか」
フェイ「はい〜!」
オーロン伯爵「100年幽閉されていたとは思えないなぁ」
フェイ「たかが100年です!」
オーロン伯爵「はははは。たくましい。なによりだ。で、わたしに何をして欲しいんだ?」
フェイ「それをここで考えさせて下さい」
オーロン伯爵「あっはは! いいだろう。2階の部屋をつかいなさい。ゆっくり考えることだ。自分の行く末を」
フェイ「おじさまは、なんで、このノース・グリットに閉じこもっているのですか?」
オーロン伯爵「魔界の城にとどまれば、いつか兄上と争わねならん。そうゆう状況になってしまったのだ。兄弟で争うほどむごいことはない。だから、城から離れた。できるだけ、魔界のことに関わらないようにな。ここは静かでいいところだ。何かを考えるのにふさわしい場所だ」
フェイ「ありがとうございます。ゆっくり考えます。どうすればいいかを」
  
 BGM:end
  
クロック「ああ、どうするのさ?」
フェイ「綿見つけたの! これをあなたに詰めるのよ、さ、いらしゃい」
クロック「また背中を広げるんでしょ。ヤだよ。中身見せるの恥ずかしいもの」
フェイ「きったないもんなぁ、中身。うそ」
クロック「ん〜〜」
フェイ「わがままいわないで! さ」
クロック「うへへへ、くすぐったいよ〜」
フェイ「なくならないように、いっぱい詰めてあげるね。ギュッギュッギュッ!」
クロック「う、げげげく、フェイ、くるいじ〜い……」
  
 SE:バーンッ!(破裂音)
  
フェイ「うわっ! クロックが破裂したぁ〜!!」
  
 BGM:テーマ音楽
  

●配役/タイトルコール、フェイ:横山智佐/クロック、デビルマシン3号:山口勝平
/語り、オーロン伯爵:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 今回の結末でクロックが破裂してしまったことに、山口さんは「笑うところですか? 笑うところですか?」と広井さんに詰め寄った。さらに「限度あるでしょ」と怒りをあらわにした。

 「限度以上に詰めちゃったんじゃないの?」と広井さんは返答。横山さんも、フェイを「無邪気な子どもだね」と平気な様子。

山口「クロック……終わり?」
広井「終わり」
山口「うそっ……」


 広井さんは、「終わりに向かおうとしてるから」と諭そうするが、山口さんは納得がいかない様子。

山口「ハートウォームな話じゃないの?」
横山「違ったらしいよ」
山口「(笑)」


●出演はがき
◆カスカスさん(埼玉県)
「北限のオオカミは、魔王との争いをさけるために、北の大地に閉じこもった。魔王の妻である王妃は、むかし北限のオオカミであるオーロン伯爵の恋人だった」


 一同は、この投稿にあった人間関係を複雑と口々に言い合った。そして、最後に、投稿を呼びかけたあと、横山さんが発言した。

横山「さよならクロック」
山口「死んでねぇーよー」




2007年2月3日放送マル天ダイジェストはこちら




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