| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜明日への扉〜 その4」 |
| 語り | 「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ! ほかのものが呪おうとかまわない。 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの、静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」 |
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| | BGM:メインテーマフェードアウト |
| | BGM:ちょっととぼけたようなコミカルな曲 |
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| デビルマシン3号 | 「よよよ、ようこそ、ノース・グリッグへ。ぼくはデビルマシン3号ででです。ななながいことメメメ、メンテナンスしないので、油がなななくなってきていてててて。でで、出羽の海、ででは、ご案内します。どどどうぞ、こここちらへへへ……」 |
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| | SE:凍り付く音 |
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| クロック | 「なんだか、怪しい雰囲気だね。フェイ」 |
| フェイ | 「そうね。でもすごいじゃない。ほら、開いた入口が、もう氷に閉ざされてゆく」 |
| クロック | 「ほんとうだ」 |
| デビルマシン3号 | 「そそ、それにしてもももも、もももう、ひゃひゃひゃくねですか?」 |
| クロック | 「なんだよ意味わからないぞ」 |
| デビルマシン3号 | 「ししつれい。ひゃくねん、だれも、この町に来ていないのです。ひひひさしぶり。王家の悪魔を見ました。ここは王家のひひひとしか入れない。そそこの階段をのぼる。オーロン伯爵の部屋ででです。どどぞ‥‥」 |
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| フェイ(独白) | 「赤い絨毯を引いた階段を上ると、黄金の広間があった。その奥に、暖炉があって炎がゆれている。大きな影がぬーっと近づいた」 |
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| オーロン伯爵 | 「ひさしぶり、フェイ(エコー付き)」 |
| フェイ | 「おじさま〜!」 |
| オーロン伯爵 | 「元気そうじゃないか」 |
| フェイ | 「はい〜!」 |
| オーロン伯爵 | 「100年幽閉されていたとは思えないなぁ」 |
| フェイ | 「たかが100年です!」 |
| オーロン伯爵 | 「はははは。たくましい。なによりだ。で、わたしに何をして欲しいんだ?」 |
| フェイ | 「それをここで考えさせて下さい」 |
| オーロン伯爵 | 「あっはは! いいだろう。2階の部屋をつかいなさい。ゆっくり考えることだ。自分の行く末を」 |
| フェイ | 「おじさまは、なんで、このノース・グリットに閉じこもっているのですか?」 |
| オーロン伯爵 | 「魔界の城にとどまれば、いつか兄上と争わねならん。そうゆう状況になってしまったのだ。兄弟で争うほどむごいことはない。だから、城から離れた。できるだけ、魔界のことに関わらないようにな。ここは静かでいいところだ。何かを考えるのにふさわしい場所だ」 |
| フェイ | 「ありがとうございます。ゆっくり考えます。どうすればいいかを」 |
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| | BGM:end |
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| クロック | 「ああ、どうするのさ?」 |
| フェイ | 「綿見つけたの! これをあなたに詰めるのよ、さ、いらしゃい」 |
| クロック | 「また背中を広げるんでしょ。ヤだよ。中身見せるの恥ずかしいもの」 |
| フェイ | 「きったないもんなぁ、中身。うそ」 |
| クロック | 「ん〜〜」 |
| フェイ | 「わがままいわないで! さ」 |
| クロック | 「うへへへ、くすぐったいよ〜」 |
| フェイ | 「なくならないように、いっぱい詰めてあげるね。ギュッギュッギュッ!」 |
| クロック | 「う、げげげく、フェイ、くるいじ〜い……」 |
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| | SE:バーンッ!(破裂音) |
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| フェイ | 「うわっ! クロックが破裂したぁ〜!!」 |
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| | BGM:テーマ音楽 |
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