| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜銀色のセレナーデ〜 その7」 |
| 語り | 「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ! ほかのものが呪おうとかまわない。 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの、静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」 |
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| | BGM:メインテーマフェードアウト |
| | SE:近づいてくる靴音 |
| | BGM:不気味な音楽 |
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| コリドー | 「王妃さま、御用でしょうか?」 |
| 王妃 | 「おうっ、コリド〜! よく来た。……そちに内密に頼みがある」 |
| コリドー | 「なんでございましょう……」 |
| 王妃 | 「フェイ姫を殺して欲しいのだ」 |
| コリドー | 「ふっ、ご冗談を……」 |
| 王妃 | 「冗談ではないっ! そちを魔界僧兵団(そうへいだん)の強者(つわもの)と見込んでの頼み……」 |
| コリドー | 「フェイ姫様は魔王のお子様です。不死身といってもいいでしょう。殺すことは不可能です……」 |
| 王妃 | 「あっはははははははっ。"魔界僧兵団の黒龍(こくりゅう)"と呼ばれるお前も、たいした者ではないな」 |
| コリドー | 「これはしかり。そのお言葉は聞き捨てなりません」 |
| 王妃 | 「そう思うのなら、フェイを抹殺せよ。手段は選ばぬ。魔界僧兵なら、奥の手もあるだろう……」 |
| コリドー | 「し、しかし魔王さまが」 |
| 王妃 | 「(遮るように)あの方は、わたしの望むことに異を唱えぬ……」 |
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| | BGM:音楽が小さくなる |
| | SE:バスが移動して止まる |
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| ダイナスティ | 「フェイ姫さま、西のセンシアに着きました!」 |
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| | SE:ドアが開く音 |
| | BGM:明るい感じの音楽が大きくなる |
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| フェイ | 「うわぁー、すごい森だわぁー!」 |
| ダイナスティ | 「センシアは、森の都でございます」 |
| フェイ | 「この森に、ローズクイーンがいるの?」 |
| ダイナスティ | 「はいっ!」 |
| クロック | 「お腹すいたよ〜」 |
| フェイ | 「あーら、クロック! ぬいぐるみでもお腹すくの?」 |
| クロック | 「生きてるぬいぐるみだよ、ぼくは!」 |
| フェイ | 「ふぅ〜ん……えー(と)、あっ、あそこにお店があったっ! 行こう!」 |
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| | BGM:音楽が大きくなりまた元の大きさに戻る |
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| 老人 | 「いらっしゃいまし(ゆっくりしたしゃべり方)」 |
| フェイ | 「うーんとねっ、ライ麦パンとスープぅー!」 |
| クロック | 「ぼぉくもぉ〜」 |
| 老人 | 「はい、お待ちください」 |
| クロック | 「う、ねぇ〜、フェイはこれからどうするの?」 |
| フェイ | 「どうするのって?」 |
| クロック | 「だって、王妃に追われてるんでしょ?」 |
| フェイ | 「そうねっ!」 |
| クロック | 「ずっと王妃から逃げているわけ? そんなことでいいの?」 |
| フェイ | 「えーっ、考えたことなかったなぁ……」 |
| クロック | 「いくら長く生きていられるからって、それでも人生は1回なんだよ? もっと積極的に生きなくちゃっ!」 |
| フェイ | 「どうすればいい!?」 |
| クロック | 「えっ、そんなことわかなんないよぉ……」 |
| フェイ | 「う〜ん……そうかっ! 逃げなければいいのか! そうよぉー! あはははは。なーんで逃げてたんだろう〜? そうだわっ、王妃と対決よっ! あいつを、あたしが王宮から追い出せばいいんだっ!」 |
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| | BGM:テーマ音楽 |
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