| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜銀色のセレナーデ〜 その5」 |
| 語り | 「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ! ほかのものが呪おうとかまわない。 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」 |
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| | SE:爆発音と破壊音 |
| | BGM:不穏な音楽 |
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| クロック | 「うーぉわぁ〜!? なぁにごとだぁ?」 |
| フェイ(独白) | 「町はずれの森にさしかった時、キャラバンが襲撃された」 |
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| | SE:銃声 |
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| ボン・ボレーポ・フォン・ボカ・カン(以下、ボカ) | 「ムダだ。わたしに銃弾は効かない。フェイ姫が、そこにいることはわかっている。出なさい! フェイ姫! ここにいる者たちは見逃そう。さぁ、出なさい!」 |
| クロック | 「や……やめろ、出るな……」 |
| フェイ | 「いいえ! キャラバンを巻き添えには出来ない! ……あなたは何者!?」 |
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| | SE:バスから降り、砂利を踏む靴音 |
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| フェイ | 「魔王の娘に無礼であろう!」 |
| ボカ | 「わたしは、ボン・ボル……言いにくいなぁコレなぁ(小声で)。ボン・ボレーポ・フォン・ボカ・カン」 |
| フェイ | 「……長い名前ね」 |
| ボカ | 「うっ、ん、あぁ……"フォン・ボカカン"でよい」 |
| フェイ | 「そう。王妃の刺客ってこと?」 |
| ボカ | 「うっうぅ……」 |
| フェイ | 「答えないってことは、イエスということでいいのね!?」 |
| ボカ | 「あっ、うっ、こんんんん……」 |
| フェイ | 「よく聞きなさい! ボン・ボレーポ・フォン・ボカ・カン! 王妃の命令は、我が父の知らぬことだろう。それは、この国を裏切ることにはならぬか!? よく考えよ! フォンの称号を名前に持つのなら、国に忠誠を誓った身であろう!」 |
| ボカ | 「うっ! グサッ」 |
| フェイ | 「ここに握っているものが、何かわかるか?」 |
| ボカ | 「あっ! そ、それはデビルBOX……」 |
| フェイ | 「そうだ。これを投げれば、お前と戦わなくてはならん。 魔王の娘と、ここで一戦交えたいのかっ! フォン・ボカカン!」 |
| ボカ | 「わ、わかりました……ひとまず、引き下がりましょう。が、あたしの監視網を抜けることは出来ませんよ。そのことはお忘れなく……」 |
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| | SE:消える音 |
| | BGM:テーマ音楽 |
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| フェイ | 「つらい旅になりそうだった……」 |