| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜悪魔はあくまでプリンセス〜 その9」 |
| 語り | 「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ! ほかのものが呪おうとかまわない。 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」 |
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| | BGM:メインテーマフェードアウト |
| | SE:駅の雑踏 |
| | SE:車が駅に停車 |
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| 声 | 「バッカラウ駅〜、バッカラウ駅〜」 |
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| | SE:カタン |
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| アンク | 「あ、やばい!」 |
| フェイ | 「どうしたの?」 |
| アンク | 「あいつ、特別検察官のデルデルだ」 |
| フェイ | 「特別検察官って魔界の掟を破った悪魔を、魔界法廷に送り込むんだったわよね?」 |
| アンク | 「そうだよ」 |
| フェイ | 「でも、あたしたちが魔界の掟を破ったことは、まだわかってないと思う」 |
| アンク | 「そうだといいね……」 |
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| | BGM:怪しげなBGM |
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| デルデル | 「おや、これはアンクさん。奇巌城からの帰りですか?」 |
| アンク | 「あ、はいっ」 |
| デルデル | 「は、このたびは、大変なことでしたね。まさか、あのバカ姫が死んでしまうとはね。バカは死ぬまで治らないといいますが……まさに、その通りですな。あははは(笑)」 |
| フェイ | 「むーー! バカで悪かったわね!」 |
| アンク | 「ちょっと!(焦って)」 |
| デルデル | 「どちらさんですか?」 |
| アンク | 「あ、親戚です」 |
| デルデル | 「あ、ちょっとお待ち下さい。今、ええっと、手帳を出しますから……お名前は?」 |
| フェイ | 「あぁ、あたしはぁ!」 |
| アンク | 「クルミナです」 |
| フェイ | 「このまえつけたのと違うじゃん」 |
| アンク | 「クルミナですよ。検察手帳に載ってるでしょ」 |
| デルデル | 「えーと。ああ、ちょっと待ってください。あぁ、ありました。ほ〜う、バリザットン家の直系にあたるわけですなー」 |
| アンク | 「はい、父とクルミナのお父さんが兄弟です」 |
| デルデル | 「なるほど。すみませんね、立ち入ったことをお聞きしまして。これも役目ですので。どうぞ、魔王様には、よしなに」 |
| アンク | 「はい、わかりました。あぁ、お役目ご苦労さまです」 |
| デルデル | 「ではこれで……あっと、うっ、もうひとつ。あの、クルミナさん? その首にかけているペンダントですが、それはデビルBOXではないのですかぁ?」 |
| フェイ | 「ううん、違うわ。これはアンクがサーカスで買ってくれたイミテーション」 |
| デルデル | 「あー」 |
| フェイ | 「ちょっとデビルBOXに似てるのよね」 |
| デルデル | 「あーあーあー」 |
| フェイ | 「よく言われる」 |
| デルデル | 「そうですか。安心しました。デビルBOXは、持つものが登録制になっていますのでね。それを身につけて移動する場合は許可証が必要ですから」 |
| フェイ | 「へーえ。そうなの知らなかった。あ、知らなくて当たり前よね。本物持ったことないもの」 |
| デルデル | 「はははははは(笑)」 |
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| | SE:汽笛 |
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| デルデル | 「では、よい旅を!」 |
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| | SE:動き出す蒸気機関車 |
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| アンク | 「ああ、驚いたよぉー!」 |
| フェイ | 「ドキドキしたね。面白かったぁ!」 |
| アンク | 「もーう!」 |
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| | BGM:メインテーマ |
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