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ICON デビルBOX 第80回 第3章 〜悪魔はあくまでプリンセス〜 その6
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜悪魔はあくまでプリンセス〜 その6」
語り「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ!
 ほかのものが呪おうとかまわない。
 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。
 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。
 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」
  
 BGM:メインテーマフェードアウト
 BGM:不安感をあおる音楽
  
フェイ「えっ!? なに!? どうしたの?」
フェイ2「えっ!? なに!? あぁらいやだ! あたしがもうひとり!」
フェイ「あたしがフェイ。あんたは、そこのアンクが魔法で作ったニセ者!」
フェイ2「なーに言ってくれちゃってんの。フェイはあたし!」
  
 BGM:低いバスとドラムの音(ゆがみ音)
  
アンク「ど、どうなってんだ!? 奇巌城全体がなんだかきしんでるぞ!」
フェイ「あ!」
アンク「どうしたの、フェイ姫!?」
フェイ「あぁ……思い出した! この奇巌城は魔法が封印されていて、無理矢理使うと、ねじ曲がって……」
アンク「ねじまがって?」
フェイ「命を奪うって!」
アンク「誰の!?」
フェイ「あたしの? いや、えーっとそれとも魔法を使った人かなぁ?」
アンク「え、そ、それ……はっきりさせたい」
フェイ「えへ、忘れちゃったぁ〜」
アンク「えー、誰が言ったの?」
フェイ「ランディ」
アンク「だ、誰!? そのランディって!?」
フェイ「木霊返しの魔法を前に使ったとき、出てきちゃったヤツ。あたし、シャワー浴びてて、それで、あたしの胸に触って……消えていったわ!」
フェイ2「あ? あたしの胸にはさわってないわ」
フェイ「おまえ、うるさい」
フェイ2「あたしは、この国の女王よ! あんたに"おまえ、うるさい!"とか言われる筋合いはないわ」
アンク「ちょちょちょっと待って、フェイ姫」
フェイ「なに?」
フェイ2「なに?」
アンク「えっ、えーっとえーっと、あ、こっちのフェイ姫ね。あの、ちょ、ちょっとこっちに……」
  
フェイ「なんなのよ、アンクぅ〜、もう、あんなの出すから、話がややこしくなってるじゃないのぉ〜」
アンク「この奇巌城で魔法を使うと、命を落とすのが姫様だとしたら……」
フェイ「(息をのんで)最悪!」
アンク「いや、いやいや、よく聞いて……あの空蝉の魔法で作った、あっちの姫様が命を落とせばいいんじゃないの?」
フェイ「すばらしい!」
  
 BGM:さらにゆがみ音
  
アンク「フェイ姫様!」
フェイ2「なにを、そっちでゴチャゴチャやってるのよぉ! アンク〜、早く、ここから脱出しましょ〜」
アンク「天地すべての魔物にかけて、このアンクが申し上げよう! あなたこそがフェイ姫様だと!」
  
 BGM&SE:大音量がいきなり消える。
  
フェイ(独白)「……なんてことでしょう。この奇巌城に封印された魔法は、空蝉の魔法によって作られたニセ者のあたしを消し去った。もしかしたら、これであたしは自由になれるかもしれない。ニセ者であれ、あたしは消滅したと言うことになるのだもの……」
  
 BGM:メインテーマ
  

●配役/タイトルコール、フェイ、フェイ2:横山智佐/アンク:山口勝平
/語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんの演じるフェイ姫が今回はふたり登場。横山さんは「大変だったけど、大変な舞台が終わったからもう大丈夫!」と発言。舞台『ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている』が終わるまで横山さんは、「てんぱっていた」とのこと。

 広井さんは「それでね。話もちゃんと整合性がとれてきましたからね」と発言した。

●出演はがき
◆リコさん(東京都)
 奇巌城は魔法が封印されていますので(以前、ランディが言いました)、空蝉の魔法を使うと、使った人が命を落とすと思います。いや、もしかしたら、誰が使っても、幽閉されているフェイ姫の命が危ないのでしょうか?
 質問になってしまってごめんなさいです。今回のドラマに夢中になっています。みなさん、がんばってください。


 山口さんは「すばらしい」、「(旅行に)出てくる前に書いたとは思えない」とコメント。広井さんも「思えないでしょう?」と答え、周囲の笑いを誘った。

 横山さんの「これで姫様がいなくなったことにはなる」との指摘に、広井さんは「そうすると奇巌城からスルッと出られる」と答えた。しかし、山口さんは最後に「かもしれない」と付け加えた。

 どうやら、山口さんはアンクの今後が気になる様子。広井さんに探りを入れていた。

広井「ということで、おたより待っております」
横山・山口「はい」
横山「さよなら」
横山・山口「はは(笑)」
広井「早く温泉入ろう」
横山「早く温泉って……(フェードアウト)」



2006年10月21日放送マル天ダイジェストはこちら



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