Top 見る・読む 参加する ご案内
ICON デビルBOX 第76回 第3章 〜悪魔はあくまでプリンセス〜 その2
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第3章 〜悪魔はあくまでプリンセス〜 その2」
語り「ごきげんよう、明けそめる世紀のあけぼのよ!
 ほかのものが呪おうとかまわない。
 ぼくは恐れることなく、この歌をおまえに捧げよう。
 アウグストゥスのローマ再建のとき、若者や生娘の唱歌隊のホラチウスが与えたという、あの歌に似た調べを。
 サタンの狂熱のともしびが消え、すべての争いが終焉したあとの静寂と調和を歌にしよう。(ベンジャミン・コールの手帳より)」
 
 BGM:のんきな音楽
 
アンク(独白)「ここは、魔界です。そう、魔界。
 ほん・まかい・な……と……んっ!(咳払い)
 えーと、人間のように会話してますが、ぼくは悪魔のアンク。
 悪魔学校の高等科に通っています。もうすぐ卒業です。
 悪魔が人間と対立していたのは、もうずいぶんむかしのことです。
 悪魔が蛇の化身だとか、黒い手帳に名前を書いて人間を殺せるなんて迷信が流行っていたころのことです。
 いまでは、悪魔が変異した姿、それが人間だということは常識です。
 ただ、なぜ変異するかはわかっていません」
フェイ「あーーあぁ、退屈! この奇巌城に閉じこめられて、50年よ?
 毎日、毎日、おいぼれクロックの"おーヒーメーさーまぁー、おーさーなーいーフェーイーヒーメーさーまー"って声で起こされ、まずい朝食食べて、本を読んで、夕ご飯食べて、寝るの。
 あー、退屈! 退屈ってすべての芸術を殺すわ。
 退屈は夢を殺すわ……。そんなことでいいと思う、アンク!?」
アンク「えっ? えっ??」
 
 BGM:フェードアウト
 
フェイ「"えっ? えっ??"じゃないわよ。
 いい!? あなた親友でしょ?
 魔王に繋がる家系、悪魔界の3大貴族、グランスッパ家の跡取りでしょ!?」
アンク「は、はい」
フェイ「さぁ、アンク。あたしをここから連れ出すのよ!」
アンク「うぅうう……そ、それは……出来ません」
フェイ「"うぅうう……そ、それは……出来ません"!
 ああ、情けない。魔王に繋がる貴族が、魔王の娘であるあたしをなんで助けてくれないの!」
アンク「あぁ〜、ぃや、フェイ姫さまは、魔王の逆鱗に触れ、この城に幽閉されたんですよ? 魔王の許しがなければ、ここから出ることは出来ません」
フェイ「"魔王の許しがなければ、ここから出ることは出来ませぇん"……そーぉんなこと、おいぼれクロックから耳にタコが出来るほど聞いたわ!」
アンク「えっ? ……ちょっと、どれどれ?」
フェイ「いやいや、か、か、痒っ! 痒っ、痒っ!
 ……な、な、なにしてんの! なに触ってんのよ!」
アンク「え、いや、あの。耳にタコがどんな風に出来るのかなって……」
フェイ「ぶぁっかじゃないの!? たとえよ。たとえ!」
アンク「あぁ〜ぁ、あ! た、たとえ……あ〜ん。……"たとえ"って何?」
フェイ「もしも」
アンク「"もしもし"?」
フェイ「ちがう! "イフ(if)"!」
アンク「"恐れること(畏怖)"?」
フェイ「ううぅぅう〜〜っ!」
アンク「あああ、怒らないで、怒らないで! ちょ、フェイ姫さまーーーっ!」
 
 SE:爆発音
 BGM:テーマ音楽

●配役/タイトルコール、フェイ:横山智佐/アンク:山口勝平/語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんは、最後の配役紹介のところをフェイの声音そのままで読み上げてしまった為、いくぶん笑いを含んだ大人っぽい声で「いつも、どうでしたっけ?」と周りに確認しながら紹介しなおした。

 横山さんが今回のお話について「なんだか、にぎやかですな」と素直な感想を述べると、広井さんは「まだ、キャラクター紹介ですね」と簡単に答えた。

 広井さんがお話に出ていた"3大貴族"のことに触れると、山口さんは「これから(キャラクターが)出てくるんでしょうかね?」と今後の展開に興味深々な様子。

 広井さんは、現在色々な設定をドラマの中で紹介しているのは、"キャラクターを送って欲しいから"とのことで、「出演はがきを待ってます」とリスナーに呼びかけた。

●出演はがき
◆ゆたかさん(東京都)
 「悪魔学校」
 優秀な悪魔のこどもたちが通っている。悪魔界でも名門私立は、憧れのまと。

 山口さんは、アンクが通っている学校が「優秀な悪魔のこどもが通っている」という説明を聞いて、「優秀なんだ!」と喜んだ。

 横山さんは、悪魔の学校が"私立"だったことの方に興味をもった様子で、「私立なんだ!? 市(立)とか区(立)とかあるんだ」と笑った。

◆にせプリンスさん(千葉県)
 「悪魔の貴族」
 魔界には魔王に繋がる貴族があって、3大貴族と呼ばれ、その家柄にあった特別な魔法が伝えられている。

 横山さんは、「すごーい」と感心したあと、「派閥があるかもしれない」と想像。

 広井さんも「"3大貴族"なんて言われたら、派閥もあるかもしれない」と、横山さんの考えに同意した。



2006年9月23日放送マル天ダイジェストはこちら



前へ ラジオドラマTOPへ戻る 次へ
PageTopへサイトマップへ
著作権についての考え方