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ICON デビルBOX 第62回 第2章 〜楽園〜 その6
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第2章 〜楽園〜 その6」
語り「想いは疾走する。
 時には、思わぬ早さで、それは駆け抜ける。
 そして、同時多発的に、ひとつの想いが伝播する。
 そのことを時代という。
 ぼくたちはいま時代を駆け抜けている。
 強い想いを持って、ぼくと同じ想いの人間と接続するために……
 (レイ・グリーンの日記より)」
  
 BGM:テーマ曲
  
鮎子(独白)「日常が連続的につながっている。たとえば、そのなかで不幸な出来事や、誰かの死がなどというものは、極めて個人的なことで、日常の連続性のなかに埋没してゆく。日常というのは、大きな時間の流れのなかでは、なにも変化していない……」
ミチル(独白)「この世に、ひとの楽園があるだろうか? どこへ行ったとしても、ひとは死ぬことが運命づけられている。それもたかだか100年に満たない命だ。生まれたときに、すでに死に向かって時計が刻まれている。どんな努力も、死を回避出来ない。そんなちっぽけな命しか持っていないのに、欲望を駆り立て、落とし、欺き、長寿を求め、苦悩している……もし、楽園があるとするなら、それは、欲望を捨て去った社会だろう」
  
 SE:雑踏
  
鮎子「あたし、もう行きます……」
ミチル「どこへ行くんだ?」
鮎子「わかりません。みんな行く場所をわかって生きてませんよね」
ミチル「……鮎子?」
鮎子「は、なんですか? ミチルさん」
ミチル「組織はきみを見逃さないよ」
鮎子「それでも、行けるところまで、自分の足で行ってみようと思います」
ミチル「ふ……そうか……」
鮎子「ミチルさんが止めるのなら、あたし戦います。このデビルBOXで」
ミチル「ふ……ははは。鮎子はずいぶん変わった(寂しげにわらって)」
鮎子「とうさん、必ず生きてると思うんです。会って、言いたいことがあるんです。どうしても……」
ミチル「なんて言うの?」
鮎子「バカ野郎って」
ミチル「それを言うために、きみは……」
鮎子「じゃ、行きます(遮るように)」
  
 BGM:テーマ曲が流れ出す。
  

●配役/タイトルコール、川谷鮎子:横山智佐/北島ミチル:山口勝平
/語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 急転直下終末を迎えた物語に山口さんは驚いた様子。台本を書いた広井さんは、「楽園見つからなかった」とひとこと。だから、楽園という終着点へ「行く」という決意を鮎子がもったところで物語を終わらせたとのこと。

 横山さんは「なんだか心が尻切れトンボ」と残念そう。広井さんは「生きていくと言うことは、いつも尻切れトンボ」と釈明した。横山さんは「納得するから、大丈夫だよ」と広井さんに励ましの言葉を掛けた。

 今夜の出演ハガキはなし。投稿を使ってしまうともっと話が広がってしまうから、とのこと。

 山口さんが「あきちゃったんだなぁ」と看破すると、広井さんは「飽きた言うな」とムキになった。

●投稿はがき
◆yuukiさん(不明)
『パラダイス・ロスト』
 楽園計画により、実験台にされ、犠牲に為った者達を救うための作戦名である。
 詳細は不明だけど特殊な手段が用いられるため、本人にとってはどちらが幸福なのかも一概には判断出来ない。


 「それ! 最後によかったんじゃないっすか?」と横山さんがコメント。山口さんも「もうちょっと、終わりらしく終われたのに」と発言。「そうだよ」と広井さんも同意しつつ、「この原稿自体、実験だから」と自己弁護した。

横山「なによ、さわやかなパステルグリーン着ちゃって(笑)」
山口「ほんとに。『PAPAS』なんて着ちゃって(笑)」
広井「今年の新色。はははは(笑)」


   次回からは、新しい展開となるとのこと。3人はキャラクターや設定などの投稿を呼びかけた。


2006年6月17日放送マル天ダイジェストはこちら



  PAPAS
 広井さんお気に入りのファッションブランドのひとつ。パパスと発音する。  公式サイト:http://www.papas-dept.co.jp/
 
 


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