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ICON デビルBOX 第56回 第2章 〜接続〜 その7
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第2章 〜接続〜 その7」
語り「想いは疾走する。
 時には、思わぬ早さで、それは駆け抜ける。
 そして、同時多発的に、ひとつの想いが伝播する。
 そのことを時代という。
 ぼくたちはいま時代を駆け抜けている。
 強い想いを持って、ぼくと同じ想いの人間と接続するために……
 (レイ・グリーンの日記より)」
鮎子(独白)「夜の手ざわりは、どこか冷え冷えとしている。
 深い暗闇のなかを、そっと手さぐりで、あたしは悲しみを抱きしめる。
 いいようのない孤独感に、なみだがこぼれた。
 きっと、この夜のなかに、何千何万という無数の孤独が、その身を潜めているに違いない……」
  
 BGM:フェードアウト
 SE:お茶を注ぐ音
  
ミチル「鮎子ちゃん、紅茶入ったよ。トーストも焼けるからね」
鮎子「はい(ためらい気味に)」
  
 SE:カチャカチャ(食器を並べる音)
  
鮎子「おはようございます」
ミチル「眠れた?」
鮎子「はい」
ミチル「トーストはバターにジャムでいい?」
鮎子「あ、あたしがやります」
  
 SE:食器の音
  
ミチル「あとで、どこか行かないか?」
鮎子「……どこかって? どこですか?」
ミチル「鮎子の行きたいところ。たとえば……お台場とか?」
鮎子「ん、特別行きたいところないです。ミチルさんが行くのならついて行きます」
ミチル「おれも、お台場とか行きたくないけどね」
鮎子「えへ、はい。トースト」
ミチル「サンキュッ」
鮎子「ミチルさん、お仕事とかいいんですか?」
ミチル「うん、ああ。適当に休めるんだ」
  
 SE:ボーン!(爆発音)
 BGM:緊迫感のある音楽
  
鮎子(独白)「そのとき、突然爆発音があって、玄関のドアが吹き飛んだ」
  
ミチル「来やがったな! デビルどもーっ! 朝っぱらから、ざけんじゃーねーぞ!」
ミストダスト「俺はミストダスト! デビル4連星のひとり。その娘をいただきに来た」
ミチル「けっ! その薄汚ねー手で鮎子さわらせられるかよ!」
ミストダスト「では、おまえを殺していただいていこう」
ミチル「うるせーっ」
  
鮎子(独白)「時間が停止した。あたし、怖くなかった。なぜか知らないけれど、首にかけたペンダントを握ると、こころが奮い立った。こんなやつ、やっつけてやると……すると、不思議なことに、こころに呪文が浮かんだ」
  
鮎子「ヨデイ・ニココ!」
  
 SE:キラララーン
  
鮎子(独白)「ペンダントが首からはずれ、四角いヘッドが宙を舞う。そしてそのヘッドが床にころがると、大きくなった」
  
 SE:キラキラキラーン
  
鮎子(独白)「出た目は、1」
  
ジョイ「ほほほほ。接続完了。わたしはジョイ。デビルBOXの1に住むデビル。よろしく、デビルマスター鮎子。さ、あなたと接続が出来たわ。命じなさい! あなたの願いを!」
鮎子「願いって……え〜〜と」
ジョイ「あ、その前に。キスを忘れないでね。あたしにキスを!」
鮎子「えっ!」
ジョイ「えっ、じゃないの。早くキスを! 時間を止めていられるのは30秒よ!」
鮎子「はい(ちゅっ)」
ジョイ「さあ、願いを!」
鮎子「ミチルといっしょにお台場に!」
ジョイ「叶えよう!」
  
 SE:キラキラキラーン
 BGM:フェードアウト
 SE:雑踏の音
  
ミチル「あ、あれ? ここ、どこ?」
鮎子「え〜、お台場ですね……」
ミチル「ど〜なってるんだ?」
鮎子「わかりません……」
鮎子(独白)「あたしは、しっかりペンダントを握っていた。あたし、このデビルBOXと接続したんだ……」
  
 BGM:テーマ曲スタート
  

●配役/タイトルコール、川谷鮎子:横山智佐/北島ミチル:山口勝平
/語り、ミストダスト、ジョイ:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 「願いを叶えてくれましたね」と横山さんは意外に思っているようだ。広井さんは、今回の「デビルBOXはこんな感じ」と答えた。

 また、山口さんが、デビルBOXが大きくなることに驚いていると、広井さんは小さいと見にくいからとコメントした。

●出演はがき
◆シリウスさん(東京都)
「ミストダスト」
 下劣な悪魔。女好き。特に人間の女を食いものにして生きている。ロリコン。
◆こだまの声さん(岡山県)
「ジョイ」
 デビルBOXに住む悪魔。キス魔


 山口さんは、「悪魔界じゃなくてもキス魔がいますね」と発言。横山さんも同意。

 つづけて、山口さんが「女のひとにキス魔多くない?」と話を振ると、横山さんは「罪がないからじゃない」と答えた。

 広井さんは、女も男もキス魔はみたことがないとのこと。横山さんも山口さんも実際に知人にいるらしく、広井さんは驚いていた。

●投稿はがき
◆もも大福さん(茨城県)
「SOUL ミラー」
 前世の姿を映し出す鏡。一般的に悪魔が持っているが、人間界で普通の鏡として使われていることもある。悪魔は映し出された前世の姿と会話も出来る。
◆ヤスキさん(東京都)
「悪魔のパーティーグッズ」
 いたずら好きの小悪魔たちが好んで使うグッズ。
 大砲並みの威力を持つクラッカー。
 掛けると幻覚にかかるヒゲメガネ。
 かぶった者の頭にかみつくとんがり帽子。


 広井さんはこの投稿を笑いながら読み上げた。横山さんと山口さんは、「ろくなものがない」「危険がいっぱい」と言いつつも気に入った様子。

◆玉置亮さん(大阪府)
「デビルキューブ」
 正6面体で光などは反射しない。デビルBOXの劣化コピー。悪魔などは召還しない。


 「ダメじゃん」と早速山口さんはツッコミを入れた。「デビルBOXだけど 悪魔が出ない」というアイテムに、一同パチモンとの判断を下した。

2006年5月6日放送マル天ダイジェストはこちら



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