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ICON デビルBOX 第50回 第2章 〜接続〜 その1
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 第2章 〜接続〜 その1」
語り「想いは疾走する。
 時には、思わぬ早さで、それは駆け抜ける。
 そして、同時多発的に、ひとつの想いが伝播する。
 そのことを時代という。
 ぼくたちはいま時代を駆け抜けている。
 強い想いを持って、ぼくと同じ想いの人間と接続するために……
 (レイ・グリーンの日記より)」
  
 SE:ラジオをチューニングしているような音
  
男1「つながらないなぁ……」
男2「ったく、しょうがねーな。どれ……」
  
 SE:ラジオをチューニングしているような音
  
男2「ほんとだ……」
男1「なぁ」
男2「迷っちまったかなぁ」
男1「よせやーい。こんな時代で迷子はイヤだぜ」
男2「まあな。天国に遠い時代だもんな……はははは(自嘲気味に)」
男1「天国なんて、どーでもいい。おれはこの時代の匂いがキライだ」
男2「接続できなきゃ、おれたちは、このままだ」
男1「まっぴらごめんだ。それより、向こうが、ぶっ壊れたんじゃねーだろうな?」
男2「デビルBOXは壊れない。かならず接続する」
  
 SE:ラジオをチューニングしているような音が消えて
  
 SE:都会の喧喚
  
宗佑「鮎子。鮎子……そっちに行ったら、あぶないよ」
鮎子「父さん……。ここね、ずっと前に、母さんと来た」
宗佑「そう」
鮎子「ほら、あそこのお店で、母さんとクリームソーダ飲んだ。ねえ、父さん、母さんは、ほんとに天国に行ったの?」
宗佑「ああ、そうだよ」
鮎子「なんで、鮎子を置いて、天国にいったんだろう? そのこと、母さんは父さんに言わなかったの?」
宗佑「う〜ん、どうだったかなぁ……?」
鮎子「きっと、母さん忘れたんだね」
宗佑「うん……忘れたんだ」
鮎子(独白)「鮎子は14歳。先週の土曜日、母さんが突然、天国に行った。親戚のおばさんが、そのことを父さんに連絡した。それで、今日、父さんが迎えにきた。父さんとは、2年目ぶりに会った。父さんと母さんは離婚したの。だから、ずっと会っていなかった。でも、父さんと母さんがケンカするようになる前、まだ仲が良かったころも、父さんは仕事ばっかりで、なかなか家に帰ってこなかったから、鮎子は父さんのことを、あまり知らないんだ……」
宗佑「鮎子」
鮎子「なに?」
宗佑「大丈夫か?」
鮎子「なにが?」
宗佑「父さんと住むこと」
鮎子「わかんないよ。そんなの、いっしょに住んでみなきゃ」
宗佑「そうだな」
  
 SE:街の喧喚が戻って
  
ミチル「ねえ、川谷さん」
宗佑「あーあ、ミチルくん」
ミチル「どうしたんです? 今日、お休みですか?」
宗佑「いや、その娘がね……」
ミチル「え? それ、娘さんなの?」
宗佑「ああ」
ミチル「まずいことになりません?」
宗佑「もう、なってる……」
ミチル「どうするんです?」
宗佑「わからないなぁ」
ミチル「組織は抜けられませんよ」
宗佑「わかってる」
  
 SE:バキューン(銃声)
  
宗佑「うあああ!」
鮎子「父さーん……」
ミチル「あぶねー! 頭下げて!」
  
 SE:バキューーン(再び銃声)
 BGM:in
  

●配役/タイトルコール、川谷鮎子:横山智佐/男1、北島ミチル:山口勝平
/語り、男2、川谷宗佑:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 「新しいのは楽しい」とスタジオ内は盛り上がった。全くの新しいキャラクターに、横山さんも山口さんもうれしいそう。
●出演はがき
◆サクラファンさん(東京都)
 主人公は鮎子。14歳。偶然デビルBOXを手にしてしまう。
◆MKさん(埼玉県)
「ミチル」
 架空の国からやってきた青年。瞳の奥に悲しみの色がある。
◆野良猫大将さん(東京都)
「ミチル」
 女の子。戦争で両親を失った。


 ミチルという名前に偶然投稿が集中したので、広井さんは採用したとのこと。これを聞き、横山さんは「不思議だね」とコメントし、「チルチルはいないの?」、「名字は城?」と、ボケてみた。

 山口さんは、ビビデとバビデの話を思い出した様子。

◆加藤ゆかりさん(岩手県)
「川谷宗佑」
 対魔力戦闘員。魔力をもって魔力を封じる組織"ブレンド"に属する。


 「今日お亡くなりになりましたね」と横山さんが質問すると、広井さんは笑いながら、「撃たれただけ」とコメント。次回の展開をまだ決めていない様子。また、投稿もそんなに来ていないとのこと。

山口「そっか、ちゅーことは、鮎子の手にするデビルボックスは、違う悪魔がでてくるんですね。きっと、6つ」
広井「そうでしょうね。違うデビルBOXなんじゃないですか?」
山口「チャンスですよ。みなさん」


 横山さんが前作の「ふざげたたのとは違う作品になるかもしれない」とコメント。脚本を書いた広井さんは、前作も「結構、格好良かった……」と思っていたらしく、しょんぼりした。

 最後に、投稿を呼びかけ、締めくくられた。


2006年3月25日放送マル天ダイジェストはこちら



  チルチル
 メーテルリンクの『青い鳥』に出てくる主人公のひとり。登場人物ミチルの兄で、ミチルといっしょに旅に出る。

城みちる
 歌手、タレント(1957年11月18日生〜 )。『スター誕生』第7回のチャンピオンに輝き、1973年『イルカに乗った少年』でデビューした。

 
 


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