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ICON デビルBOX 第42回 〜灰色のドラゴン〜その2
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜灰色のドラゴン〜 その2」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

 『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

 おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
  
海人 「ぬぁー!」
 SE:ポンッ(変身した音)
  
海人 「ああっ、あぁ……ほんとにあぶなかったぁ……大丈夫? あかり」
あかり「な、なっ、なに……海人なの?」
海人 「どうしたんだよ、あかり!」
あかり「いやだ……か、海人、おじさんになっちゃった……」
海人 「ふごっ……なに言ってんだよ〜!」
  
海人(独白)「俺はてっきりあかりが冗談を言ってるんだと思った。あかりに近づくと、あかりは身を固くした。それは、冗談じゃないってことだった。足の下に小さな水たまりがあって、そこに自分の姿が映った。俺は、中年のおじさんの顔になっていた……」
  
海人 「なんじゃーこりゃー! どーなっちまったんだぁー! どーしてこーなっちまったんだぁー!」
  
横山 「えーと、山口勝平が急に休んだからだと思いまーす!」
千葉 「えっ、ちょっ。(笑) それでいいのか!」
横山 「えっとぉー、わ、わからないけど、無理矢理にでも話を進めなくちゃならないから……。あはは、誰だ、これ?」
千葉 「やっ、進まねぇ〜、進まないって! だから、この台本「以後よろしく」ってしか書いてないんだから!」
横山 「う〜んとね。そうか! きっと黒猫の魔女の(つっかえて言い直し)……きっと黒猫の魔女の魔力がこの迷いの森全体にかかっているのだわ!(途中から棒読み)」
千葉 「いや、よくわかんない。もう1回言ってくれる?」
広井 「(笑)」
横山 「えー、きっと黒猫の魔女の魔力がこの迷いの森全体にかかっているのだわ。(完全に棒読み) えっへへへ」
  
海人 「なるほど〜。それで俺が老化したのかぁ〜!? じゃ、なぜあかりは可愛くてきれいなままなのだっ!」
あかり「え〜、それはぁ、じゃあ〜……男しか老化しないの!」
海人 「ふふっ」
あかり「ふふふふふ」
海人 「そうですか、そうきましたか、ねっ! じゃあ、その黒猫の魔女を捜し出せば、俺はもとの山口勝平にもどるわけだな?」
あかり「たぶん……」
海人 「よし! このままでいい!」
あかり「えっへーーーーー!?」
海人 「えへへーーーーー! じゃない! いいか、耳の穴かっぽじってよーく聞け! 全国1000万のリスナーもよーく聞いてくれぇ〜! 俺が、このままでいれば、千葉繁がレギュラーに復帰になるのだーーー!」
あかり「よっ、おめでとう! ありがとう! あははは……そーか」
海人 「どーよ?」
あかり「いや、えーと……」
海人 「どーよ?」
あかり「いいんじゃないでしょうか?(ダジャレ五七五風)」
海人 「ねぇ! はいっ」
あかり「でも、でもね、悪魔界のごたごたに巻き込まれて、あたしたちは、灰色ドラゴンの谷に行くのよ。そこにいる悪魔教皇の弟"バリー"を倒さなくちゃならないの。そいつが海人を悪魔にしたの」
海人 「えっ、智佐ちゃん? あっ、いやいやいや、あかり……えっ、じゃあ、俺、俺はね、悪魔なの?」
あかり「そうよ。いゃあ〜、見かけだけじゃなくって、脳まで老化しちゃったのかなぁ〜」
海人 「うっ、脳って……」
あかり「かわいそうな海人……」
海人 「ああっ!」
あかり「ふへっ」
海人 「そうだぁー!」
あかり「なに?」
海人 「これさ、きっと、あかりの胸さわると、俺が元にもどるとかってことじゃないのかなぁ〜?」
あかり「なんで?」
海人 「いや、なんでってさぁ〜、深夜放送の番組じゃない? ねっねっ!」
あかり「でも、そーいうのはデビルBOXの悪魔っていうのがいて、それがやってるんです」
海人 「うん? あ、そうなの?」
あかり「あたしと海人は、一応、健全な恋人同士なの」
海人 「じゃあ、俺、そのデビルBOXの悪魔になりた〜い!」
あかり「話をメチャメチャにしないで! デビルBOXの悪魔はぜ〜んぶで7つ。もうみんな決まってるの! 海人の入る余地はないの!」
海人 「なーん……、つまんねぇなぁ〜……おっ! 見て見て、ほら、あそこ、露天風呂があーりま温泉! ふふふっ、懐かしいなこのギャグ。ねぇ、ちょうど汗かいたところだからさぁ、入って行こうよ、あかりぃ〜!」
あかり「えー、あたしには見えない」
海人 「見えるよぉ〜、ほら、あの木の陰だよぉ〜。湯気が出てるじゃない?」
あかり「なんで森の中に露天風呂があるの?」
海人 「あっ、いいの、いいの、いいの、いいの。どーせ台本真っ白なんだからさぁ。うんうんうん。はいっ、露天風呂に着きましったぁ〜(着きました)。どーれ、湯加減は。チャポ〜ン……」
  
 SE:ちゃぷ
  
海人 「あ〜、いい湯加減だねぇ。さっ、入りましょう〜」
あかり「うーん、キャラが変わってますよ」
海人 「あのね、人はね、常に変化してゆくものなのよ。ねっ。それが、成長というものでございます」
あかり「ふ〜ん、しょうがないなぁ……」
  
 SE:温泉につかる音
  
海人 「ふいっ。あ〜」
あかり「ふっ、ひぇ〜い」
海人 「いい湯だねぇ〜。つんつん」
あかり「ふぅ〜ん。どこ触ってるの、海人?」
海人 「成長したなぁ〜、あかりっ!」
あかり「もう!」
海人 「あの、どうだろう? この先、灰色ドラゴンはやめてさぁ、あの『素股城のお姫様。そこはダメよ』とかさぁ、あのぉ〜『怪人ボッキラボー。御免ソーロー』。わかる、これ? 早漏だよね、うん。そういうタイトルにしたらどうかな?」
あかり「昔はそーいうのでしたねぇ?」
海人 「でしょ、でしょ?」
あかり「えへへへ」
海人 「けっこう、黒パンとかやったじゃんねぇ〜」
あかり「やってましたねぇ〜」
海人 「本当に、たしかにあの頃はね。で、今は何色?」
あかり「ピンク!」
海人 「レースついてるぅ?」
あかり「うん、ついてる!」
海人 「あーっ!」
あかり「なに?」
海人 「(鼻をすする音)はーーー、鼻血出た……」
あかり「ばぁーかー!」
  
 BGM
  

●配役/タイトルコール、あかり:横山智佐/
海人:千葉繁/語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんは、今回のラジオドラマに広井さんの出番がなかったと指摘した。広井さんは「お見事でした。参加する余地がないぐらい息がピッタリでした」と言い訳し、千葉さんと横山さんを褒めた。

 横山さんは、ラジオドラマがいつもより長かったと広井さんに文句を言った。しかし、広井さんはまたもや「見事でございますな、本当に。素晴らしい!」と横山さんを褒めて、追求をかわした。

●出演はがき
◆島田レイさん(東京都)
 「悪魔温泉」
 その湯は、からだを活性化する。みんなHな気分になる。

 横山さんは、「大体の温泉はからだを活性化したり治療したりするものでしょ?」と述べ、"みんなHな気分になる"というのは無理矢理だと苦笑い。

 横山さんは、千葉さんが言った「あーりま温泉」のセリフが懐かしかったと感想を述べた。千葉さんと広井さんも懐かしかったようで、特に千葉さんは、台本に"あーりま温泉"と書いていたことが嬉しかったと、感激した様子で語った。

●投稿はがき
◆マル天の使者。さん(埼玉県)
 「マドレーヌ」
 悪魔界に生息するナメクジ。

 広井さんは「マドレーヌの形ってナメクジみたいかもしんないね」と発言し、横山さんから「マドレーヌは貝殻ですよぉ!」と訂正された。横山さんは広井さんに「(マドレーヌを)何と間違えちゃったんですか?」と質問、広井さんは「マドレーヌ」と答えたので、横山さんは「後に引かない人だなぁ〜」とあきれた。

 千葉さんは、なめくじは食べられるのかと疑問を投げかけた。広井さんは「食えるんじゃないの?」と答え、逆に「食べらんないの、あれ!?」と驚いた。横山さんは「食べたくないですよ」と言い切った。

大小様々で、でっかいのは5メートルぐらいの巨大である。

 千葉さんは、5メートルの巨大なナメクジだと聞いて「ちょっとやだね」と食べる気を失ったようだ。

 逆に、広井さんは、鯨の代わりにナメクジを食べていたかもしれないと語った。

 横山さんは、巨大なナメクジに人が轢かれるかもしれないとその危険性を心配した。

 他にも、ナメクジならではの活用法について話が広がった。


2006年1月28日放送マル天ダイジェストはこちら



  あーりま温泉
 "ありません"という言葉をもじって"有馬温泉"にするのは昔からの常套句で、千葉さんも昔マル天で、よく"あーりま温泉"と使っていた。
 
 

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