| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ、デビルBOX ビビデ&バビデ&ブー その6」 |
| 語り | 「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。
『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光りが生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』
おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」 |
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| | SE:街の雑踏 |
| | SE:ドアを開ける音 |
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| あかり | 「このパスポートかざすと、なんか黒い光が出るわ……」 |
| 海人 | 「うん。その悪魔のパスポートには、悪魔大王の呪文が封じられているんだ。だから、悪魔界のどんなホテルにでも自由に出入り出来るってわけ」 |
| あかり | 「へーえ。そうなんだ」 |
| 海人 | 「このホテルだって、本当は呪文がないと入れないんだ」 |
| あかり | 「便利なパスポートね」 |
| 海人 | 「誰でももらえるってものじゃない。特別な者が持てるんだ」 |
| あかり | 「あたし、特別なの?」 |
| 海人 | 「そうね。デビルBOXを使えるしね」 |
| ビビデ | 「えぇっ! デビルBOX使うって!」 |
| バビデ | 「しぃっ! 声出すな、ビビデ!」 |
| 海人 | 「こぉーら! そこに居るのは誰だ?!」 |
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| | SE:ベッドを蹴る音 |
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| ビビデ | 「んんああ、ごめんなさい! つ、つい……」 |
| バビデ | 「あああ、掃除をしていたら、眠くなってしまってねぇ……」 |
| 海人 | 「おいおい、悪魔。いいか? ここにいるあかりは、悪魔大王様のパスポートを持ってるんだ。それにデビルBOXもな。なにか企んでるのならムダだぜ。おめーたちが消えちまうよ」 |
| バビデ | 「あー……、し、失礼いたし股下!」 |
| ビビデ | 「か、帰ろうよ! バビデ!」 |
| バビデ | 「そうしましょーー!」 |
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| | BGM:コミカルな感じの音楽 |
| | SE:ドアの閉まる音 |
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| バビデ | 「あぁ……、驚いたっちゃ! まさかそんな偉い人間だったとは、知らなかったなぁ〜」 |
| ビビデ | 「うん……あやうくぼくたち消されるとこだったよ。怖かったぁーー!」 |
| バビデ | 「んぁ〜。村に帰ろう……そんで、あんたはちゃんと勉強するちゃよ?」 |
| ビビデ | 「うん。あ、ぁ、勉強して偉い悪魔になる」 |
| バビデ | 「そうちゃ! 偉い!」 |
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| | SE:ポンポンポンポン……(汽船のエンジン音) |
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| ビビデ | 「ねえ、なんで、あの人間は悪魔大王のパスポートなんか持ってたんだろ?」 |
| バビデ | 「そ、そうだちゃ! 悪魔大王のパスポートなんて、そう簡単に手に入れられるわけないっちゃよ? ましてや人間になんか……」 |
| ビビデ | 「偽物かぁ! あ、いやいや、それならあのホテルに入れるわけないよ」 |
| バビデ | 「そうだ! あいつ人間じゃないっちゃよ! きっと上級悪魔が人間にばけてるんだ!」 |
| ビビデ | 「なんだそっかぁ〜。それなら、血吸えないじゃん。この冒険の旅もおしまいだね」 |
| バビデ | 「そうね。やっぱり偉い悪魔になる近道はないのだっちゃ」 |
| ビビデ | 「地道に勉強するよ」 |
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| | SE:ポンポンポンポン……(汽船のエンジン音) |
| | BGM:テーマ音楽 |