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ICON デビルBOX 第38回 〜ビビデ&バビデ&ブー〜 その4
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX ビビデ&バビデ&ブー その4」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光りが生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
 
 BGM:かわいい感じの音楽
 SE:町の喧騒と足音
 
ビビデ「ここがクリナスブランデイアだよ、バビデ」
バビデ「すっごく賑やかだっちゃ〜、ビビデぇ」
ビビデ「さて、ホテル・カリフォルニアはどこだぁ?」
バビデ「あそこが駅だっちゃ。駅で聞くといいっちゃよー」
ビビデ「あはっ、そうだね! 行こう」
バビデ「うん! ちゃ」
 
 SE:電車の音
 
ビビデ「あのぉ?」
駅員「なんだい?」
ビビデ「ホテル・カリフォルニアってどこですか?」
駅員「ホテル・カリフォルニアねぇ……ああ、それは、駅前の大通りを抜けて、ひきがえるの森の横にあるはずだよ。昼間は見えないが、入口は、たしか吸血コウモリの、ばーさんに聞けばわかるかなぁ」
ビビデ「え、……吸血コウモリのばーさんって、あの有名な魔女・ヘルバッドさんですか?」
駅員「ああ、そうだ」
ビビデ「イッ、あ、ありがとうございます」
バビデ「ねえ、……ヘルバッドってさ、すっごい悪いヤツなんでしょぉ?」
ビビデ「そう。悪魔の心臓を抜き取るって聞いたことがある」
バビデ「帰ろうか?!」
ビビデ「ぅぁあ! ここまで来て帰れないよ。ぼくは行く。人間の血を吸って、悪魔成績を上げるんだ。怖いんなら、バビデは帰りなよ」
バビデ「怖くないっちゃ!」
ビビデ「ぅ、よし。い、行くよ!」
 
 BGM:荘厳な感じの音楽に入れ替わる
 
ヘルバット(以下ヘル)「いらっしゃい。かわいいマック、マック、悪魔さん」
ビビデ「こ、こんにちわ」
バビデ「こんにちわっちゃ!(笑)」
ヘル「まーぁ、こんなところに、悪魔が来るとは、勇気がおありだこと、エッヘッヘヘ……。その勇気に免じて、願い事を聞こうかねぇ」
ビビデ「あ、は、はい。あの……ホ、ホテル・カリフォルニアの入口を教えてください」
ヘル「あーぁ、ははは。そうかい。おまえ、あのホテルに泊まってる、あかりという人間の血を吸いたいんだねぇ。それで悪魔の能力をレベルアップしようと考えてるね?」
バビデ「あうぅ、そうっちゃ」
ヘル「んーー、教えるかわりに、……あたしに何をくれるんだい?」
バビデ「ええ、交換条件ちゃ?!」
ヘル「あたり前だろ!」
バビデ「うっ!」
ヘル「世の中にタダでくれるもんなんかないんだよ!」
バビデ「うぅっ!」
ヘル「タダでものをもらったり、タダで情報を楽しんだりしても、それはちゃーんと交換条件になっているのさ。知らない間にね。それが……世の中ってもんなのさ」
ビビデ「なにを渡せばいいんですか?」
ヘル「うん、そうだね。では、想い出をひとつ、もらおうかねぇ?」
ビビデ「想い出?」
ヘル「そうだよ。想い出さ。あたしは、ここにいるだけだ。だけど、いろんな悪魔の想い出を頂く。その想い出をあたしの想い出にしているから、あたしはこーぉして、いつまでも若いのさ。想い出は美しい。若いのさっ♪ 想い出をたくさん持つと……若いのさっ♪ いつまでも若いのままに、時間(とき)が止まってくれるんだよ。さ、想い出をひとつ……も・ら・う・よ」
ビビデ「あっ! あーああぁぁ〜!」
 
 BGM:一旦大きくなって、戻る。
 
バビデ「大丈夫ちゃ、ビビデ?」
ビビデ「ううう……はあ? ……君誰?」
バビデ「おぉーーーい! ビビデ、あんた、あたしの想い出をあげちゃったのっちゃ?!」
ビビデ「君、なにを騒いでるの?」
バビデ「ビィビデのバカーーーーっ! ちゃ!」

●配役/タイトルコール、バビデ:横山智佐/ビビデ:山口勝平
/語り:広井王子/ヘルバット:折笠愛


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんは、ゲストの折笠さんの紹介が済むと「、ベリリュンヌおばさん〜〜〜!」と言って笑い出した。

 紹介された折笠さんも笑いながら、「失礼しました」と答えた。

●出演はがき
◆工藤公康(くどうきみやす)さん(岩手県)
「吸血コウモリの悪魔 ヘルバッド」
想い出を抜き取る悪魔。
◆アマンダさん(千葉県)
「見えないホテル」
入口は悪魔の呪文によって封じられている。泊まり客は、その呪文をカードキーのように使う。

 山口さんは、「やだね、想い出をひとつもらうなんて……」コメント。

 横山さんも「ひとつって! だって、ひとつが全部につながってるから……!」と大声で言い、事の大変さを指摘した。

 折笠さんは、横山さんにドラマに参加したことについて感想を求められると、「ぶつけ本番で、ドキドキでしたよーー」と答えた。

 続けて、折笠さんが「いや、ちょっと、勉強になりますね」と言うと、広井さんは「(ぶつけ本番で)12年やっているんです」と説明した。

 折笠さんは「いや、よく、出来ますね」と驚きの声をあげた。しかし、横山さんと山口さんに「(失敗しても)段々、どうでも良くなる(笑)」と言われ、広井さんにも「(原稿は)その日の朝に書いてますもん」と説明された。

 折笠さんは「うっそーー!」と、前とは違う意味で驚きの声をあげた。

 更に広井さんは、原稿が間に合わなくて、スタジオで書いたなどの裏話をして折笠さんを驚かせた。

 最後に、横山さんからリスナーに向けてのメッセージを求められると、折笠さんは「来年のお正月公演、わたくし達一生懸命頑張ってますので、楽しんで観てもらえる作品になると思います。是非、(劇場に)来てくださいね。お待ちしてまぁす」と答えた。

 

2005年12月24日放送マル天ダイジェストはこちら



  【ベリリュンヌおばさん〜〜〜!】
 折笠さんは、『サクラ大戦2 ドラマCD 青い鳥』の中で、"魔女ベリリュンヌ(兼、隣のベリリュンヌおばさん)"という役を演じている。

【12年やっているんです】
 『広井王子のマルチ天国』放送時の『火星物語』も含めての事。『デビルBOX』自体は、2005年4月5日からスタートした。

【来年のお正月公演】
 2006年1月4日〜8日まで東京青山劇場で公演された、『サクラ大戦帝国歌劇団・花組 2006年新春歌謡ショウ 跳んでる花組♪』の事。

 
 


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