| タイトルコール | 「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜悪魔の密約〜 その6」 |
| 語り | 「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。
『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』
おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」 |
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| | SE:繁華街の音 |
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| 男の子 | 「あーーっ!」 |
| 悪魔1 | 「バカ野郎!」 |
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| | SE:ムチの音 |
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| 男の子 | 「あー、勘弁してくださーい!」 |
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| | SE:再びムチの音 |
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| 男の子 | 「あー!」 |
| 悪魔1 | 「この腐れ人間め!」 |
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| | SE:ムチ音連続 |
| | SE:繁華街の音 |
| | SE:酒場 |
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| 悪魔2 | 「最近いい酒がないなぁ〜」 |
| 悪魔3 | 「うまい人間が少ないんだろぅ〜」 |
| 悪魔2 | 「あ〜、そうだなぁ。悪事が小さいからな、発酵しねぇーんだ!」 |
| 悪魔3 | 「憎いだ、怨みだ、って、個人的な殺人はカス漬けだ」 |
| 悪魔2 | 「あっはっゎっはっ。やっぱり国を盗むぐれぇ〜(ぐらい)の上等な悪事してくんね〜とよぅ、う〜めぇ酒が育たねぇ〜わ」 |
| 悪魔3 | 「育たねぇ〜わねぇ」 |
| 悪魔2 | 「う〜ん」 |
| 悪魔3 | 「悪魔界も資源不足だよなぁ〜」 |
| 悪魔2 | 「あぁ、まったくだ」 |
| 悪魔3 | 「最近じゃ、いい悪魔も育ってないしぃ〜」 |
| 悪魔2 | 「ぶわっは、人間に悪事を教える(のも)悪魔の大事な仕事なんだが、そのことを忘れてだらだらしすぎだな」 |
| 悪魔3 | 「なっなっ」 |
| 悪魔2 | 「って俺たちのことか?」 |
| 悪魔3 | 「えっ、てことか? あへあへあははは」 |
| 悪魔2 | 「あはは、あはは」 |
| 悪魔3 | 「おいおいおい」 |
| 悪魔2 | 「あっ?」 |
| 悪魔3 | 「おい、あれ見ろよ、あれ」 |
| 悪魔2 | 「なんだよ?」 |
| 悪魔3 | 「あれあれあれ! あれ、人間じゃねーか?」 |
| 悪魔2 | 「えー? おっ! 人間だよ、おい生人間だぞ!」 |
| 悪魔3 | 「生人間だよ、珍しいな……。おっ、パスポート持ってやがる」 |
| 悪魔2 | 「へえ〜、なんか面白いことでも起こるといいなぁ」 |
| 悪魔3 | 「おう」 |
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| あかり(独白) | 「クリナスブランディア。これが悪魔の都市かぁ。それにしてもひどい悪臭だぁ! 街は汚らしかった。悪魔の生活水準を知ることが出来る。あたしは、悪魔たちの視線を浴びながら、海人の案内で街はずれのホテルに入った」 |
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| | SE:ドアが開く音 |
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| 支配人 | 「いらっしゃいませ。フォー!」 |
| 海人 | 「あっ、部屋を頼む」 |
| 支配人 | 「あっ、かしこまりましたぁ〜。えー、えー……666号室!(突然大きな声で)」 |
| 海人 | 「あー、びっくりしたぁ〜」 |
| 支配人 | 「あ〜、なんというよろしい番号でございましょうかぁ〜。あ、そちらのお客様にお似合いですこと。ね、あかり様。さ、どーぞ鍵を」 |
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| あかり(独白) | 「すでにあたしの名前は知れ渡っているということだろうか……」 |
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| あかり | 「ありがとう」 |
| 支配人 | 「まっ〜あ〜っ、礼儀正しい方。あは、ここではそうしておくことです。どんな時にも汚い言葉をお使いにならないこと。ご忠告申し上げますわ」 |
| あかり | 「……はい」 |
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| あかり(独白) | 「ホテルのロビーにはいろんな人がいた。人と言っていいのかわからないけど……。角のある人、しっぽのある人、牙のある人、うろこのある人、コウモリの羽根のある人、牛の足をした人。みんな、悪魔なんだ……」 |
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| 海人 | 「怖がらないんだね」 |
| あかり | 「そうね。なんか、こーいうもんかって、開き直っちゃったかな。それに……」 |
| 海人 | 「それに?」 |
| あかり | 「海人がいるから」 |
| 海人 | 「ぱぉーーーーーん!」 |
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| | BGM:音楽が終わる |
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| 海人 | 「ポテト……じゃない、さてとぉ〜、by 田中真弓と……連絡を取らなくちゃ」 |
| あかり | 「な、何してるの?」 |
| 海人 | 「ああ、これね。コウモリの羽根と桑の葉と毛虫。それを黒い布で包んでっとぉ〜、思う。はいっ!」 |
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| | SE:爆発音 |
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| あかり | 「うわっ!」 |
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| | SE:炎が上がる音 |
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| あかり | 「黒い炎が上がった……」 |
| 海人 | 「ふっ、これで俺の思う人のところへ、思う言葉が伝わるんだ。これも悪魔律のひとつだよ」 |
| あかり | 「悪魔律?」 |
| 海人 | 「うん。悪魔が使う技術は、悪魔律によって定められてるんだ。その法則にしたがって行うんだ」 |
| あかり | 「ふーん。悪魔って結構、便利じゃん」 |
| 海人 | 「まぁねぇ〜。じゃ、部屋で少し休も〜う!」 |
| あかり | 「……うん」 |
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| | BGM |
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