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ICON デビルBOX 第33回 〜悪魔の密約〜その5
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX〜悪魔の密約〜その5」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
海人(独白)「天使に脅された。上級天使の鵜飼ってのが、あかりの持ってるデビルBOXを消滅させろって言った。あいつの目は本気モードだった。そこで俺は、悪魔界12鉄騎団のデリ・バリの言葉を信じて、悪魔界に一時避難することにした。悪魔大王デビアス様の手助けをして、悪魔教皇軍と戦えば、俺たちは助かる。なんせ、悪魔界12鉄騎団が味方するって言ってるんだ。絶対に大丈夫! ……だと、思う。危なくなったら、こっちに戻ればいいんだし。まあ、なるようになるだろ。とにかくいまは、あの天使から逃げることが先決なわけ」
あかり(独白)「あたしは海人に言われるまま、悪魔のパスポートを開いた。黒い光があたしを包み、あっという間に体が浮き上がった。なんか、色んなイメージが頭の中に高速で浮かび、消えていった。足の裏の感覚が蘇る。目の前に、荒涼とした大地が広がっていた。なんかの写真で見た、冬のアイルランドみたいな風景だった。ここが悪魔界なんだろうか?」
  
 SE:風が吹き荒れている
  
あかり「あ、羊飼いだ」
  
 SE:カウベルのようなカラコロとした音
  
あかり(独白)「……と、思ったけど、なんかヘンだ。よーく見れば、羊が2本足で歩いている。鎖に繋がれて這いつくばって歩いているのは……人間だ」
  
 BGM:滑稽な感じの曲
  
「ようこそ、悪魔界へ。お嬢ちゃん」
あかり「こ、こ、こんにちは」
「あは〜、おれは悪魔界の門番。羊のメ〜〜」
あかり「メーさん」
「ああ」
あかり「こんにちは」
「あ、は〜、ひとつ注意しておく」
あかり「はい」
「そこの新米悪魔も!」
海人「はいよ」
「いいか。人間はここへは入れない。もし入れば、これ。こーいう風になる……ってラジオで言っても見えないから説明しておく。鎖を付けられて、裸で犬のように歩く、ずっと。わかった?」
あかり「……はい」
「よ、もしそのパスポートを、その手に持ってるそのパスポートを紛失したり、その手から離せば、おまえはこーいう状態になる。即刻だ。わかった?」
あかり「はい」
「よし。それから新米悪魔!」
海人「な、なんだよ」
「お前は手配書が回っているメ〜〜。だが、一時的に鉄騎団から"待った"がかかっている、だから。我ら門番は見逃す、が! それは、悪魔時間で1日だ。いいか!」
海人「わかった!」
あかり「ええ? 1日だよ!?」
海人「ふっ、悪魔時間の1日は、人間界の30日だ」
あかり「そうなんだ」
「じゃあ」
  
 SE:ベルの音が遠くへ去っていく
 BGM:穏やかな感じの曲
  
海人「まず、クリナスブランディアに行こう」
あかり「ええ? な、なに? そのブランデーって?」
海人「いやいや。クリナス」
海人、あかり「ブランディア」
海人「ん。悪魔界第3の都市だ。そこに味方がいるんだ。さ、行こう」
あかり「え。行こうって、歩いて?」
海人「そうだよ。でも大丈夫。さ、手を出してごらん」
あかり「う、うん。……あ! 浮かんだ! あああ、走ってる! 足を動かしていないのに、地面すれすれを、走ってるよ?」
海人「悪魔はこうして移動するんだよ〜〜」
あかり「へええ〜! キャッホーーッ!!」

●配役/あかり、タイトルコール:横山智佐/海人:山口勝平/羊、語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 ついに悪魔界へと乗り込んだあかりと海人。広井さんは「ここからですね」とストーリーの盛り上がりを匂わせた。横山さんは「なんで羊なの?」と首をひねった。横山さんの中では、羊飼いは天使や神様のイメージらしい。悪魔とは結びつかないそうだ。

 しかし広井さんは「羊とかヤギとか角のあるヤツって、こう悪魔的でしょ?」と話した。山口さんは「それも一理あるね」と広井さんの言い分にも感心。それでも納得のいかなそうな横山さんに、山口さんは「カリオストロ公国の紋章、そんなんじゃなかったっけ?」と例をあげた。横山さんもそこで「ああ、そうかも」と納得がいったようだ。

 広井さんは、羊が2本足で歩いていて、人間が羊のように歩いている姿を「絵としておかしい」と表現した。

●出演はがき
◆百合佳さん(東京都)
 「羊男ヘーイ。悪魔の門番。人間を羊のように飼育している」


 横山さんが怪訝そうに「メーでしょ?」と聞き返した。どうやら広井さんは名前を勘違いをしていたらしい。広井さんは「じゃあ、羊男メーってことに」と名前を変更。山口さんと横山さんは、あっさりと変更したことにビックリ。広井さんは投稿者に謝り、「オレ、メーって言っちゃったからメーにして」と言った。横山さんはあまりの出来事に「意味わからねー!」と叫んだ。最後には横山さんから「こだわりがあったらゴメン」と投稿者に謝罪のコメントがなされた。

◆グレイゾーンさん(埼玉県)
 「クリナスブランディア。悪魔界第3の都市。魔法法廷のある都市。悪魔界でも札付き野郎の集まっている都市。」


 山口さんは、都市名が、すごく言いにくかったらしい。広井さんは「悪い所に法廷があるってのは面白いですね」と感想をいい、山口さんも「さすが悪魔界」とコメントした。

 横山さんは、足を動かさずに移動する悪魔の歩き方が「ガンダムっぽい」と話した。山口さんは「イメージそうかも〜」と、わかりやすい例えに同意。

◆マル天の使者。さん(埼玉県)
 「ひかり。あかりの妹で中1。ものすごく霊感が強い。」
マル天の使者。さんの投稿


 広井さんは、「こういうのが出てくると、また(話が)膨らみますなあ」とコメント。

 横山さんは、以前三ツ矢雄二さんのミュージカル『リカちゃん』で1人2役をしたそうだ。その役は姉妹で、名前が"ひかり"と"てかり"というらしい。山口さんは「すごいね、やるねえ」と感心。「じゃあこれも2役だ、ひかりとあかり」と広井さんに言われて、横山さんは「はい、やりますよ〜」と答えた。

◆ベイスケさん(埼玉県)
 「ガイレイザー。12鉄騎団のアイドル的存在で、レイザーラモンHGみたいなやつ」


 山口さんは「わかりやすいっていうか、具体的過ぎますよね」と苦笑。広井さんも「もうレイザーラモンしか思い浮かばない」と言った。山口さんと横山さんは声をそろえて「悪魔界、フォーーッ!」とモノマネを披露した。

 広井さんは次回で『悪魔の密約』は終了、新しいシリーズになると説明。「そのくらいに、たぶんみなさんにご報告できる新しいプロジェクトとかなんかも動き始める……」と広井さんは話したが、横山さんは「信用するもんか、広井さんの言うこと〜」と笑い飛ばした。広井さんは「と言っておけば、なんとかなるだろ」と自分にハッパをかけたようだった。


2005年11月19日放送マル天ダイジェストはこちら



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