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ICON デビルBOX 第30回 〜悪魔の密約〜その2
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜悪魔の密約〜 その2」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

 『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

 おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
  
 SE:雨の降る音
 SE:雷が鳴る音
 SE:ガードレールを通過する電車音
  
あかり  「だれっ!?」
ベド・ギス「あ〜あ、英国製の靴が台無しだぁ。この国は、どうして道路がこうも汚いんだ。ビルばかり高く立てて、川や山を汚すのは、ブランドものの服を着て売春婦に成り下がるのと同じだ……」
  
 BGM:妖しく緊迫した音楽
  
あかり    「あ、悪魔なの?」
ベド・ギス  「べド・ギス。悪魔界の情報貴族または、交渉人。高貴な存在」
あかり    「ベド・ギスさん、あたしに何かご用ですか?」
ベド・ギス  「合格だ。そのものの言いようは、よろしい。では、悪魔界の治安省からの申し出を伝える。海人の件から手を引けば、おまえの命は狙わぬ。このまま、悪魔になった海人を記憶から消し去れば、悪魔界はおまえのことを忘れよう」
あかり    「そんなことは出来ません。海人はあたしの大事な人だもの!」
ベド・ギス  「それは、よく考えての答えだろうか?」
あかり    「たくさん考えました。ベド・ギスさま」
ベド・ギス  「そうか。残念だ。治安省の役人たちが喜ぶことだろう。悪魔界12鉄騎団は、ことごとくお前に破れ、治安省としては黙っておれんのだ。いいか、あかり。悪魔がすべて敵ではない。そのことは心に留めておけよ。少なくとも、愛したものを守る勇気と深い愛情に、わたしは敬意を表する。では、あかり、生き抜け……」
  
 SE:雨の降る音が大きくなる
  
あかり(独白)「ベド・ギスはそう言い残すと、消えた……」
  
 SE:雷の音
 SE:強く降る雨の音
  
あかり    「来たっ!」
ダークレイン 「12鉄騎団のひとりダークレイン参上!  命はもらった!」
あかり    「デビルBOX!」
  
 BGM:勇壮な音楽
  
あかり(独白)「あたしは、胸に揺れているデビルBOXを握り、引きちぎって投げた……それは空中で大きくなってゆっくり転がった。転がって出た目は、4!」
  
アッシュケマダ「あははははぁー! はーいご主人様! なーんでもご想像ください! 大好きなものを」
あかり    「最悪だ……アッシュケマダだ」
アッシュケマダ「あっ、パンツ想像なさいましたね! では、パンツください」
  
あかり(独白)「あたし、パンツ脱いだ。そして、投げた。あいつは、あたしのパンツをかぶった」
  
 BGM:勇ましい、明るい調子の音楽
  
アッシュケマダ「あははははっ、花柄パンツ! 悪魔チカラ、100ば〜い(倍)! パワーアップ! ぼっきーーん! にゅにゅにゅにゅにょ〜」
ダークレイン 「それがデビルBOXか!? ふざけるな! まずは闇の雨だ!」
  
 SE:雨が槍のように襲う音
  
あかり(独白)「雨が槍のように襲ってきた……」
  
アッシュケマダ「ほっほ、危ない。鋼鉄ブラインド」
ダークレイン 「……やるなぁ。さすがに、白黒のデビルBOXだ。そのダイスは最強だと聞いた……だが、そうか!? 吸血の雨!」
あかり    「あっ!」
  
 SE:雷の音
  
あかり(独白)「雨があたしに噛みついた! 激痛が走る……」
  
あかり    「アッシュケマダ!」
アッシュケマダ「はーい、ご主人様! 凝結レインボー」
  
あかり(独白)「あたしの体が虹色に輝いた。不思議と痛みは消えた」
  
ダークレイン 「いろいろ使うな! 今度は……」
アッシュケマダ「先に液だれ!」
  
あかり(独白)「それは素早い動きだった。アッシュケマダは、高速で上下運動をした」
  
ダークレイン 「う、お、おぅ、おおーー、おーーー!」
アッシュケマダ「はい。昇天!」
  
あかり(独白)「アッシュケマダは、にっこり笑って消えた。いつの間にか、デビルBOXはあたしの首に揺れている。あたしは、そのデビルBOXを握りしめた。どんな困難があろうと、あたしは戦う! そう決意して……」
  
 BGM
  

●配役/あかり、タイトルコール:横山智佐/ダークレイン:山口勝平
/アッシュケマダ、語り:広井王子


●ドラマ終了後のトーク

 横山さんは、久しぶりにデビルBOXを投げたとうれしそうに語った。

原稿を確認するふたり
▲原稿を確認するふたり
 いちばん最初に出てきたサイコロの悪魔『アッシュケマダ』を久しぶりに演じた広井さんは、「(演じ方を)忘れちゃったよ」と感想を述べた。

 それを受けて、山口さんは、今まで自分が演じたサイコロの悪魔を覚えているかみんなに聞いた。

 広井さんは「覚えてない」と答え、今回「俺、これでいいのか?」と心配したそうだ。
横山「あれ、私はやってないよね、サイコロ(の悪魔)は?」
山口「えっ、チィは1個やんなかった?
横山「あっあー、やったのかぁー?」
山口「やったよぉー!」
広井「やったよー」
横山「やったのかぁー!」
広井「双子かなんかやったよねぇ?」
横山「おおっと!」
広井「違ったっけぇ?」
山口「いや、なんかやったよぉー」
広井「やったよ、なんか!」
横山「はい! はい、責められてます。思い出せません!(笑)」


●出演はがき
◆佐々木竜次さん(神奈川県)
 「悪魔界には、あかりを味方にしたいという者もいる。理由は、人間界を運営するのは人間のほうがいいと思う悪魔たちだ。天使界に人間界を渡したくないと考えている」

 横山さんは「おもろいね。みんないろいろ考えるね〜」と感心した。

◆ゆんさん(岩手県)
 「ダークレイン。
 雨をたくみに使う悪魔。12鉄騎団のひとり」

 山口さんは、「名前が格好いい」とコメント。

●投稿はがき
◆流徒さん(宮城県)
 「堕天使の覚醒。
 天使、悪魔、人間に関係なく、ある特定の者の魂に宿る『堕天使』の魂。今はまだ覚醒していないが、ある時に突然覚醒を起こす。背中から翼を生やし天界へ飛び立ってしまう。突然に。」

 山口さんは、「飛び立ってしまうだけ?」と拍子抜けした様子だった。

◆yuukiさん
 「クーラ・ソラネテス。
 男性でもあり、女性である存在。両性具有とは異なる。肉体に宿ってる魂がふたつあるため、性別を入れ替える事が出来る。」

 広井さんは、「これおもしろいでしょ?」と設定がとても気に入ったようだ。「肉体が入れ替わっちゃうんじゃない?」という広井さんの言葉に、山口さんは自分が出演した『らんま1/2』の設定そのままを使って説明し、「それ楽しいかも?」とうれしそうに語った。 横山さんも、「上半分、下半分(が別々の性別)よりは楽しいよね」と同意した。


2005年10月29日放送マル天ダイジェストはこちら



  チィは1個やんなかった?
 横山さんは、第10回で、ダブリー&だぶりーの双子の悪魔を演じている。

『らんま1/2』の設定
 山口さんが出演したアニメ『らんま1/2』では、主人公の早乙女乱馬は、水をかぶると女になり、お湯をかけると男に戻るという設定だった。
 
 

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