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ICON デビルBOX 第24回 〜〜シャドウヘブン〜 その2
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜シャドウヘブン〜 その2」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語なのだ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
  
 SE:吹雪
  
あかり「どーいうことぉ? なんで、はだかで雪山に登らなくちゃいけないのォ!」
デリ「いやいやいや、これで、キミの能力がアーップしまーす。新しい筋肉が出来るんでーーす!(軽薄そうな感じで)」
あかり「やーだ。寒いよーっ」
デリ「がんばってくださーい」
あかり「何でがんばんなくちゃいけないのぉ?」
デリ「それは、よくわかりませんが……たぶん、よりよく生きるためでーす」
あかり「そんなの、どーでもいい」
デリ「よくないのです! 人間は誰もが運命を背負っています。その運命を勝手に放棄すれば、それだけ、人間の社会が悪くなるのです。社会を悪くするのは、それぞれの人間のがんばりが無くなるからなんです。あかりさんが、まずがんばることで、それに影響されて、がんばるひともたくさん出てくるのです。悪魔がのさばる社会がいいのですか?」
あかり「やだー(しぶしぶと)」
デリ「じゃ、がんばりなさい! ほら、いい筋肉が、出来ていま〜す」
あかり「勝手に触るなーーっ!」
  
 SE:パチッ(ひっぱたく音)
  
デリ「あ、いてっ!」
あかり「バカッ」
  
 SE:雪崩の音
  
シンプル「どうかね、デリ。あかりの様子は?(エコーがかかって)」
デリ「は〜い、シンプルさま。新しい筋肉が出来ています」
シンプル「新しい筋肉が出来ている。エクセサイズ、エクセサイズ。そーかぁ〜」
デリ「エクセサイズ、エクセサイズ、オーケイ、オーケイ」
シンプル「そうか。魂の中に出来る新しい筋肉は、永遠に衰えることはない……。ただ、魂の筋肉は、なかなか育たないのだ……」
デリ「あの子は特別です。たぶん、だから悪魔が狙っているものと考えられますねぇ」
シンプル「そうだな。我らが手を出すことなく、人間と悪魔が戦うのなら、それはよしとしなくてはならんな。このシャドウヘブンの全機能を傾けて、あの子をバージョンアップさせるのだ!」
デリ「はーいっ。少し休ませたら、次の試練に進みまーす……」
  
 BGM:漂うような感じのクラシック
  
あかり(独白)「あたし、全身の力が抜けていた……なぜだろう? ひどく疲れてた。ほんとうに雪山を登ったのだろうか……気が付けばベッドに横たわっていた。ずっと、ここに寝ていたようにも思う……だけど……ひどく疲れた……眠い……。世の中にはいろんなことがありすぎる……それらがみんなアトラクションのように見える……あたし眠っちゃう……もう、運命なんてどーでもいいや……あぁ、海人に会いたいなぁ……」
  
 BGM:流れ出す
  

●配役/タイトルコール、あかり、:横山智佐/デリ:山口勝平/
語り、シンプル:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 最後のあかりの台詞を聞き、山口さんは海人の行方が気になった様子。山口さんが海人の行方を尋ねると、広井さんは、まだ悪魔界にいて修行中で今は試練の刻であると答えた。

 横山さんは、今回の話の中であかりが特別な存在であることがわかり、ひとり喜んだ。

横山「魂の中の筋肉?……縮めたくなるね、魂の中の筋肉」
広井・山口「タマキン?」
横山「魂の中に出来る新しい筋肉、おもしろいねぇー」


 山口さんは、「内蔵の中に付く贅肉みたいなもんかなぁ?」と質問し、広井さんに「ちがうとおもうよ」と一蹴された。が、横山さんは、「落ちないんだよねぇ」としみじみ言うと、広井さんも山口さんもうなずいた。

●出演はがき
◆リブートさん(茨城県)
 あかりは人間の運命を背負って戦っている。それは古代より人間の試練と言われるものだ。
◆秋山元気さん(東京都)
「天使の試練」
 それは、天使があかりを鍛えるものだけど、アトラクションのようでもある。


 アトラクションと聞き、山口さんは楽しみながら鍛えられるものと解釈したようだ。しかし、「裸で山に登るってアトラクションとは思えないよね」と同意を求めた。横山さんも同意し、上ったかどうか疑問に思いつつも、発言した。
横山「え〜、私も、魂の筋肉鍛えてみた〜い」
広井・山口「タマキンね。」
広井「それ、みんなが思うことなんじゃないの」
横山「立派になってみた〜い」
広井「タマキン鍛えてみてぃって?」
山口「鍛えてみてぇー。きたえてぇー!」
広井「鍛えてぇなぁ、タマキン」
山口「なぁー、タマキンなぁーっ」
広井「んー、きたえてぇ」
横山「何度もいうんじゃないっ!」


●投稿はがき
◆蜃気楼さん(茨城県)
「死の血眼」、別名「大魔の瞳(たいまのひとみ)」。
 大罪を犯し、目玉だけにされた悪魔。


 投稿にスタジオに笑いが響いた。この投稿を、広井さんは「"鬼太郎"のオヤジだ」と断定。一同納得。

 続いて、山口さんは「鬼太郎のオヤジもよく考えてみたらいつも裸ですね」と話を振ると、広井さんも負けじと「元々のタイトルが『墓場の鬼太郎』じゃん」とウンチクを披露。

 広井さんが、昔はグロテスクで怖かったと話すと、横山さんも、ネズミ男を見て泣いたと打ち明けた。

2005年9月17日放送マル天ダイジェストはこちら




 
『墓場の鬼太郎』
 漫画家水木しげるさんの著書。『ゲゲゲの鬼太郎』のルーツ。
 
 


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