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ICON デビルBOX 第23回 〜シャドウヘブン〜その1
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜シャドウヘブン〜 その1」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光りが生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
 
あかり(独白)「あたし眠っていた。長い眠りだった。夢を見た。長い夢だった……」
 
 SE:雷鳴
 
あかり(独白)「あたしがさまよっている。誰かを愛していた。そして悲しみが心を締めつけていた。そこは光の廊下だった。……遠くに雷鳴が響いている……そして、その奥から声が聞こえる。あの声はなんだろう」
 
 BGM:硬質な感じのもの
 
シンプル「ようこそ。天上界へ。あなたの精神は、この世界に誘われた。わたしは、ここの管理者シンプル」
あかり「ここ、天上界なんだ……ってことは、あたし死んだの?」
シンプル「いやいやいや、死んだのでない。魂がこちらに来たのだ」
あかり「でも、ほら、風を肌が感じてるわ……」
シンプル「アッハハー、魂は肉体と同じように、風を感じ、味覚を感じ、傷つくことも、肉体があるのと同じようなのだ。魂が死ねば、肉体は永遠に目覚めない」
あかり「なぜ、ここに?」
シンプル「キミは悪魔と戦っている。それを、私たちが支援したい」
あかり「戦ってるとか、悪魔が勝手に狙ってくんだよ! あたしは……」
シンプル「1度悪魔が狙ったら、逃れることは出来ないのだよ」
あかり「じゃ、どうすればいいの?」
シンプル「悪魔と停戦するしかない」
あかり「それは?」
シンプル「悪魔に勝つことだ!」
あかり「悪魔に勝つ?! ……そんなこと出来るの?」
シンプル「出来る! キミがそのデビルBOXをうまく使えるようになればだ」
あかり「これを、……うまく使えるように……」
 
 BGM:フェードアウト
 SE:ヒューン(天使が現れる音)
 
デリ「こんにちわ、あかりさーん。ぼくデリです(爽やかな感じで以下同じ口調)」
あかり「こ、こんにちわ」
デリ「ああ、そんなに固くならないで下さぁい。ぼくがこれから、あなたをご指導しマース」
あかり「よ、よろしく」
デリ「ハァイ。では早速ですが、服、脱いで下さい」
あかり「……え?」
デリ「"え?"、じゃなくてですね。服を脱がないと、あなたの筋肉の動きがわからないですからねぇ」
あかり「筋肉の動きですか?」
デリ「はぁい。あらゆる技は、あなたの筋肉の動きに関係があるのです。ですから、その動きを、これから調整しなくてはなりません。まず、あなたの筋肉がどう動くのか見てみないと。はい、お脱ぎ下さい」
あかり(独白)「……説得力のある言葉だ。あたし、脱いだ。……"脱いでもすごいんです"っていうのは、昔の流行語だったっけ」
デリ「いいーカラダですねーー」
 
 SE:ひっぱたく音
 
デリ「あぁっ!」
あかり「失礼でしょ! いきなり触るのって!」
デリ「ああ、ごめんなさい。……つい、そのからだが勝手に」
あかり「もう……」
デリ「え、なかなかいい筋肉です。特に締まったそのおしりがよろしいです」
あかり「……うん(何かをガマンしている感じ)……で、何をすればいの?」
デリ「ハーイ! では、あの山に登って下さぁい!」
 
 SE:ゴゴゴゴゴ(地響き)
 BGM:壮大な交響曲
 
あかり(独白)「すごい! 目の前に雪山がせり上がって来た」
デリ「さ、どうぞ……」
あかり「ええぇぇえ! あの山に登るのーー?! ……あの、……はだかで?!」
デリ「ハァイ!」

●配役/タイトルコール、あかり:横山智佐/デリ:山口勝平
/語り、シンプル:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 あっはっはっはっと笑う広井さんに、横山さんは「広井さんは何をさせたい訳ですか?」と質問。広井さんが言うには「修行」との事で、海人と同じくあかりにも修行をという事らしい。

●出演はがき
◆きずむねさん(東京都)
 天国の虎のアナと言われる場所が(シャドウヘブン)である。ここには特殊な天使たちがいる。

 横山さんは、投稿の"シャドウヘブン"を"影の天国"というように訳し「なんだかウソの天国みたいじゃいじゃない」とコメント。

 それに対し広井さんは、「たぶん、天国の戦士を養成している場所とか」と想像した。ハッキリした事は「まだまだ、これから」らしい。

◆高中やすいちさん(埼玉県)
 「デリ」
 天使系キャラ。地形召還を得意とする。

 広井さんは「天使系」という処がひっかかったらしく「天使じゃないんだね」と言って笑った。

●投稿はがき
◆流徒(リュウト)さん(宮城県)
 「名前:アルカン=ジェアリス」
見る人によって、姿が違う。

 広井さんは、「こういうの、映画では困っちゃうんだ」と言って、その理由に画像として認識できる媒体だとこのような設定のキャラクターは、単に何人もいるようにしか見えないのだそうだ。ただ、『デビルBOX』はラジオドラマで、想像する部分が多いので大丈夫らしい。


2005年9月10日放送マル天ダイジェストはこちら



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