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ICON デビルBOX 第20回 〜さよならの向こう側に〜 その5
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜さよならの向こう側に〜 その5」
語り「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語なのだ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
  
 BGM:フェードアウト
 BGM:疾走感のある音楽
  
海人「冗談じゃねぇぞ〜。オレ、死んじゃうよ〜〜〜」
  
 SE:バスのエンジン音
  
車掌「次は悪魔界、クシュッ、湾岸4丁目」
老婆「おりまーすーよー(しわがれた声で)」
  
男1「お〜い、知ってるか?」
男2「なに?!」
男1「裏社会のよ、あのジュエリー・ハニーに、力を下さいって自分から頼んだ悪魔がいるんだって!」
男2「あはっ、冗談も休み休みいいな……そんなバカな悪魔いるもんか。あの悪魔食いのジュエリーだろう。抱かなきゃ、力はもらえねーんだよ。 もし、そんなバカがいたとしても、力もらうまえに、食われちまうよな!」
男1「そうだよな」
男2「うん」
  
 SE:軽くクラクションを鳴らし、バスが走り去る音
  
海人「どうなってるんだ、オレ。もう……オレ、もうどうにも止まらないっ! うおおおおおおお!」
ジュエリー「すてきーーっ!」
  
 SE:雨の音
  
あかり(独白)「あたし、また、迷子になちゃった……こころの中がグチャグチャ……海人がいないんだもん……(最後には涙声で)」
  
 SE:ガチャ、ギー(扉を開ける音)
  
ブックバード「いらっしゃい」
あかり「あ……こんにちわ 」
あかり(独白)「あたし、また、あの本屋に来ちゃった、死者の本屋に」
ブックバード「迷子になちゃったんだね……あかりちゃん」
あかり「は、はい」
ブックバード「迷子になったときは、本を読むことだよ。黙って、本の前に立つことだ……あんたを、この本たちが歓迎しておる。好きなだけ、読んでいきなさい……」
あかり(独白)「ブックバードは静かにそう言って目を伏せた。あたしは、本の前に立った。すると、あっちの本、こっちの本が、あたしを手招きする。あたしが微笑むと、本は喜びに輝き、真実をあたしのこころに映してくれる。それは、新鮮な驚きに満ちあふれていた」
  
 SE:雨の音
 BGM:トロンボーンを主としたとぼけた感じの曲
  
鵜飼「もう1杯、ウイスキーソーダ」
マスター「ああ、鵜飼さん。飲み過ぎです」
鵜飼「う、うぅ。なんだと! おれは酔っちゃいねーよ」
マスター「じゅーぶんに酔ってます」
鵜飼「もう、マスター。冗談うまいなぁ〜。よ〜〜〜し、じゃあ。おもしろいこと教えちゃう! ごほっ、マスター、もう1杯くれたら、教えちゃうよ!」
マスター「え、じゃぁ、も、もう1杯だけですよ……」
鵜飼「うは、いいなー! いい、マスター、BL系?」
マスター「ちがうけど」
鵜飼「うそー、マスター、すてきー!」
マスター「は〜い」
鵜飼「ありがと。うくうくうく (飲んで)。うはーはぁはぁ、あのね、すごいことだぞ! これは!」
マスター「なんです。それは?」
鵜飼「おれな、おれ……天使なんだ……」
マスター「……そうですか。天使なんだ」
鵜飼「あれ? 驚かないの……天使なんだよ、おれ」
マスター「いつも高いお酒飲んで頂いてますからねぇ。確かにうちの店にとって、鵜飼さんは天使かもしれませんね」
鵜飼「そーいうことじゃなくって。おれ、正真正銘の天使なの! いいか、見ろ、この翼を!」
  
 BGM:STOP そしてふたたび流れ出す
  
マスター「す、すーごい! 鵜飼さん、その仕掛けどーうなってるんです! その仕掛け、高かったでしょ? ホンモノの翼みたいに見えますよ。すごいなぁ〜」
鵜飼「マスター、もう1杯!」
マスター「あ、はい」
  
 BGM:流れ出す
  

●配役/タイトルコール、あかり、老婆、ジュエリー・ハニー:横山智佐/
海人、男1、マスター:山口勝平/
語り、車掌、男2、ブックバード、鵜飼:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 山口さんはドラマ終了後、「期待したほどの展開じゃなかったな」とつぶやいた。

横山「何を期待してたの?」
山口「いや……先週からの展開……(口ごもりながら)」
横山「すっごい絡みのシーン?」
山口「すっごい絡みのシーン」
横山「ばっかじゃないの? 出来るかそんなこと!(一喝)」
3人「(笑)」


 広井さんが慰めるように、鵜飼とマスターが絡んだことを指摘すると、山口さんは、「男となんか絡みたくない!」と断言した。一同、大笑い。

●出演はがき
◆夢市さん(千葉県)
「悪魔の本は、読まれたいと思うものにしか、その心を開かない」


 本屋さんでのシーンで海人が楽しんでいる(?)のに、海人を思ってあかりが寂しがっていることが、3人にとってはかわいそうに思えるようだ。海人を演じる山口さんも、「やっぱり悪いじゃん」と話した。

 広井さんは、「天使もだらしない天使だよね」と話を変えると、男性陣は「どうしようもないね」と口々に話した。

●投稿はがき
◆Lさん(千葉県)
 リベンダー
 目があった女性にほれられる呪いをかけられた、極端に女性が苦手な男。
 極端に弱気で、今はニューハーフ専門のお店でバーテンダーをやっている。
 普段は無口だが、何かになりきると途端に人が変わる。


 横山さんは「うまくいかないねぇ」と言い、続けて「目があった人がいちいち惚れられたら面倒くさいねぇ」と話した。山口さんも同じ意見のようだ。

 山口さんは目があった人を「選択できるといいですね」と発言。そこで、横山さんは、先に何となく選んでおいて目を合わせるようにしたらいいと発案。

 広井さんや山口さんも、"サングラスを掛けて目星を付けたら、サングラスをはずす"ことを提案した。しかし、それを聞いた横山さんは、「なんだそれ。コートの下に何も着ていない人みたい」と評した。一同、爆笑。

◆Doさん(茨城県)
 天使 パン
 13の使徒のひとり。容姿は小学校低学年のような感じだが、その外見からは考えられないような力を持っている。言葉遣いも大人びている。


 この「〜さよならの向こう側に〜」の章も長くやっていると横山さんと山口さんは指摘。広井さんは「そろそろ終わるんですかね?」と気を持たせつつ、「わかりません」と語った。

 横山さんがリスナーに投稿募集を呼びかけると、「まだまだ続きますよ。何とかゲームにしたいなと思っていますから」と広井さんは宣言。そのあと、「また、よけいなこと言っちゃった」とつぶやいた。


2005年8月20日放送マル天ダイジェストはこちら




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