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ICON デビルBOX 第19回 〜さよならの向こう側に〜その4
タイトルコール「連続ラジオドラマ、デビルBOX 〜さよならの向こう側に〜 その4」
語り 「言葉は、あらゆるものを生み出す創造者である。

 『はじめに言葉ありき、そして光あれと神は言った。闇から光が生まれ、光から天地が分かれ、海が生まれ、生命が宿る……』

 おわかりだろうか、神は言葉なのだ。そして、これはあなたの物語だ(キリン・ウイリアムスの手帳より)」
海人(独白)「なんだって、この戦いに、天使が出てくるんだ?! これは……オレとあかりの戦いだ。悪魔になっちまったオレと、デビルBOXを持ってしまったあかりの……悪魔とのバトルなんだ。……天使なんか関係ないんだ!」
 
 BGM:妖しい音楽
 SE:足音が響く
 
ラデア 「これはこれは、悪魔界の司法長官たる、アスモデウス様……」
アスモデウス(以下アスモ)「ラデアよ」
ラデア「はぁい」
アスモ 「地上に放たれたデビルBOXが、お前たち12鉄騎団を次々に打ち破っておるようだな……」
ラデア「あっ、はい。申し訳ございません……。人間の使うデビルBOXが、あのように手強いものとは、思ってもいませんでした」
アスモ「数百年に1度……、デビルBOXを使うことの出来る人間が現れる。理由はわからぬ。……だが、その出現を、見のがせば、我らが悪魔界が危機に見舞われる……。だから覚醒する前に、消し去れ!」
ラデア「……はい」
アスモ「必ず、仕留めよ」
デアス「はい!」
 
 BGM:急に終わる
 SE:バスが高速で走っている音(ときどきタイヤの軋む音もまざる)
 
車掌「次は……悪魔界……くそっ! ……曲がり角1丁目」
海人「ああっ、降りまーす」
 
 SE:バスの通過音
 SE:急ブレーキのあとバスのドアが開き、クラクションを鳴らして発車
 
海人(独白)「おれは悪魔界定期バスを降りた……。そこには、ぽつんと1軒の居酒屋があった……」
 
 SE:ドアを開ける
 SE:居酒屋の喧喚
 SE:海人の足音
 
主人「いらっしゃい……」
海人「あ、えーと……、あぁ! 悪魔ソーダ下さい」
主人「……悪魔ソーダね」
海人「あの、ここに……ジュエリー・ハミングって悪魔来てませんか?」
主人「はい、悪魔ソーダ」
海人「あ、ぁ、どーも。……あ、あの、それで、ジュエリー……」
ジュエリー「あ、あのう、なにかご用ですか?」
海人「え、あ、あの……あなたが、ジュエリー・ハミング?」
ジュエリー「あ、はい、……そうです」
海人(独白)「すっげーかわいい! あかりと違うかわいさ……。うん、なんていうのかな、男の本能をくすぐるっていうのか……」
海人「あ、あの、……オレ、"海人"って言います」
ジュエリー「うふっ、知っています……」
海人「え? 知ってるんだ?! あはは、はは、は。オレって結構有名なんだ」
ジュエリー「はい」
海人「あははは……なーんだ、あ、そーなの?」
ジュエリー「悪魔界の裏社会から、暗殺指令が出ていますから」
海人「あははは……、あー、あーー……そーだよね。ずいぶん襲われたもの」
ジュエリー「あら、暗殺指令は、あなたではなく、あなたの恋人に出ているのです」
海人「あかりに?!」
ジュエリー「はい。暗殺指令には

『つなしあかり。人間。バカな悪魔・海人の人間時代の恋人』

と書かれてありました。……おふたりの顔写真入りで」
海人「あったまきた!」
ジュエリー「で、わたしになにか?」
海人「あ……、ペド・ギスからの紹介状だ」
 
 SE:紙を渡す
 
海人「オレに魔界鉄騎団と戦える力をくれ! あんたならそれが出来ると言われた」
ジュエリー「……いいんですか?」
海人「ああ! 欲しい!」
ジュエリー「わたしも……あなたが……!」
海人(独白)「なんてこった……オレ、熱くなってる! そしてジュエリーを抱きしめていた……もう、どうにも止まらない!!」

●配役/タイトルコール、あかり、ラディア、ジュエリー:横山智佐/海人:山口勝平
/語り、アスモデウス、車掌、主人:広井王子


●ドラマ終了後のトーク
 横山さんは、配役を言う前に「なんだ、なんだ」と苦笑し、山口さんは「なんかすごい展開に……」と困惑気味。

 広井さんがひとり「あはは」と爆笑していた為、横山さんは「アハハじゃなくて!」と広井さんに説明を求めた。

●出演はがき
◆鈴木凌(りょう)さん(東京都)
「アスモデウス」
 悪魔界の司法長官。権威主義のかたまり。悪魔界の実力者。悪魔界の裏社会の顔役でもある。

 広井さんは「なるほどね」と投稿に感心したようにつぶやいた。

 説明を聞いた横山さんは「悪い人でしょ?」というと、広井さんは「悪い人だね、これはね」と断言した。

 
◆パリパリさん(埼玉県)
「ジュエリー・ハミング」
 悪魔界の廃材調整人。裏社会に生きている。悪魔に新たな力を渡す事ができる。ただし、危険な賭けをしなくてはならない。ジュエリーと交わりそれでも存在していれば、ジュエリーから新しい能力を受け取れる。万にひとつの賭けだ。

 投稿を聞いた横山さんが「かけてごらんよ!」と力強く言うと、山口さんは「ん、でもなんか、あかりに悪いですよね?」と周りを伺うように訊いてきた。

 そんな山口さんの反応に、横山さんが「……そういう風に思うタイプ? 勝平さんって?」とからかうように突っ込んだ質問をあびせた。とたんに、口ごもる山口さん。

 そこに広井さんが助け舟を出し、「(普段、あかりの事を大事に思っていても、)ジュエリーの前に行くと、どうにも止まらないんじゃないの?」とジュエリーの魔力について解説。



2005年8月13日放送マル天ダイジェストはこちら



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