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BGM:剣の舞 |
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SE:炎の音(台詞の途中から) |
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| エレノア |
「火の神、破壊の王者、アグニよ。その足下に口づけをして祈りを捧げる。わが王国1000年の繁栄を願い、あまた隣国の王族、貴族たちを地獄の業火に焼き尽くすことをお願いいたします。おお、アグニよ。あなた様こそ、この世に唯いつ絶対の神。わが体を捧げて申し上げる」 |
| ジロード |
「エレノア様……」 |
| エレノア |
「おお、ジロードか。いかがであったか?」 |
| ジロード |
「はい、隣国アッシリアは、我がバビロニアとの同盟に色よい返事をいたしませんでしだ」 |
| エレノア |
「そうか。それは、まあ、わかっていたことだがな……」 |
| ジロード |
「この際、いっきにアッシリアに攻め込み」 |
| エレノア |
「ダメだ! 我が国の軍はアッシリアの半分にすぎない」 |
| ジロード |
「しかし奇襲攻撃をもってすれば……」 |
| エレノア |
「このアグニの神が目覚めぬうちは、攻撃はゆるさぬ」 |
| ジロード |
「はっ」 |
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BGM:低く静かに淡々とした雰囲気 |
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| ザナウエイ |
「おう、これはこれはジロード将軍、アッシリアからお帰りでしたか」 |
| ジロード |
「いましがた」 |
| ザナウエイ |
「で、いかがでした、あちらの様子は」 |
| ジロード |
「同盟の会談は不調」 |
| ザナウエイ |
「ほう、では、いよいよ戦争ですな。あはははは」 |
| ジロード |
「それが……エレノア様が……」 |
| ザナウエイ |
「アグニの神の許しがないと申したか……」 |
| ジロード |
「その通りだ、ザナウエイ卿」 |
| ザナウエイ |
「まったく、どうかしておりますな、ジロード将軍ともあろうお方が……」 |
| ジロード |
「どうゆう事ですかな?」 |
| ザナウエイ |
「軍の統帥権はあなたが掌握しておるのですぞ。エレノア様などの意見を聞かずとも戦争は……」 |
| ジロード |
「しっ! ザナウエイ卿! お声が高い。そのような事が王宮に聞こえると、反逆罪に問われかねません!」 |
| ザナウエイ |
「ほう。あなたはいつからそのようなふぬけになりました。以前は竜殺しのジロードと謳われ、若くして将軍の座につき、末は、この国の王たるお方と……我ら貴族院の方でも期待していたのですがね。エレノアごとき女狐に怯えるとは、とんだ見込み違い」 |
| ジロード |
「いや、違う! いまは戦争には時期が悪い!」 |
| ザナウエイ |
「では、時期が来たれば……」 |
| ジロード |
「我々が必ず立ち上がる! エレノア様の制止があっても……」 |
| ザナウエイ |
「貴族院でも期待しておりますぞ。では、また」
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| シャロン |
「どうであった?」 |
| ザナウエイ |
「はいシャロン様。この国の軍は動きません」 |
| シャラン |
「確かかな、ザナウエイ?」 |
| ザナウエイ |
「はい。首を賭けても……」 |
| シャロン |
「では、こちらが攻める、奇襲攻撃じゃ。 ザナウエイ卿は、お早く財産をまとめ逃げれよ。 この国をアッシリアが占領した後に、あなたには、相応の地位と名誉が与えられであろう」 |
| ザナウエイ |
「はい。よろしく、あなたの王にお伝え下さい」 |
| シャロン |
「あはははは」
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BGM:戦乱の雰囲気 |
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| ジロード |
「エレノア様ーーーっ! エレノア様ーーーーっ! おお、エレノア様、早くお逃げ下さい」 |
| エレノア |
「なんと言う事か……アグニの神よ……あなたは……このわたしを……そうか、ならば、そなたにやろう! 命をやろう。わたしの命を! わがバビロニアが永久に栄えるのならば、わたしは喜んで、そなたのものとなろう!」 |
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SE:燃える炎の音激しく |
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| ザナウエイ |
「シャロン殿……」 |
| シャロン |
「おお、ザナウエイ卿……ごきげんいかがすかな?」 |
| ザナウエイ |
「わたくしはいつまでこのような牢につながれるのです?」 |
| シャロン |
「ああ、一生ですかな」 |
| ザナウエイ |
「ご冗談を。バビロニアは滅び、あなたがたが支配者になられた。わたしは功労者ではありませんか!」 |
| シャロン |
「1度国を裏切った者を雇うわけにはいかない。 わたしは思うのだ。アグニの火に焼かれたエレノアは、きっとあなたのバビロニアを未来永劫に渡り、歴史の中に残すであろうと。バビロニアの名をね……」 |
| ザナウエイ |
「ここから出せーーー! 出してくれーーー!」 |